小さい頃から
音楽に囲まれて育ちました。

フォークソングが好きな父と
ママさんコーラスをやっていた母。

母の練習についていって
先に覚えてしまうこともあったし

夜な夜なおふとんの中で
母とハモったりしてました。

とはいえ

歌を本格的にやったのは
大学で合唱団に入ったときからで

華やかな声でも
カリスマ性もなかった私は

合唱団中も
社会人になって歌を習ってからも

自分が歌い手として
一人で前に出ることを避ける日々が
続きました。

合唱団内のオーディションで
何度も落ちたのに

そこから血のにじむような練習を
するわけでもなく

『もっとうまかったら』
『もっと私に華があれば』

ともやもやするばかりで
歌へのコンプレックスは
払拭できませんでした。

本気で自主練したら
もっと変わったかもしれません。

本気でボイストレーニングを受けたら
もっと変わったかもしれません。

私はずっと
本気になれない自分を責めたし
結果を出せない自分を責めた。

だから

人生の中で多くの時間を過ごしてきた
大好きな歌を人前で歌うことが
こわくなってしまったのです。

今もこわさはあります。

私の歌を聞いてくれる人に
何を渡せるだろうか?

って不安がよぎります。

でも

こわいからやめる、ではなくて
こわいままやる、を選びたかったから

あえて
チャレンジ歌会を企画したのでした。

…ある意味、ストイックですよねぇ(笑)

逃げたい自分と
立ち向かいたい自分が葛藤していて
えらいことになってますよ😅

生きていると
こんな岐路に立たされることが
誰しもあるんじゃないかなぁ?

『それでも、やるの?』
って突きつけられてる感じがする。

私はチキンだから
どうしても逃げたくなるのだけど

何度も逃げてきたし
そろそろ逃げたくないな

って思ったのです。

かっこよくなくても、やる。
かっこよくないまま、やる。

私は、自分のベストを尽くすだけ。
自分の限界を越えようとするだけ。 

かっこよくない自分を
許そうとするだけ。

今の自分のまま
愛そうとするだけ。 

今回、いつもなら歌わない
ポップスの男性曲を選びました。

できるだけ原曲で歌いたい私にとって
原曲だと低くて歌いにくい曲。

この曲を
私の男性性から女性性に向けて
歌います。

これもある意味、チャレンジ。

だから
いつもの高めのキーで
歌いたくなかったみたいです。


うまく歌おうとしない。
成功法則にのらない。
ただ、そのときにしたいように歌う。

このチャレンジは
ちょっとだけ、ウキっとします(笑)

そんなわけで

5/28の15時からお時間ある方は
ぜひ、応援しに来て下さーい。