セッションを申し込んでくれる方は

怒っていることが多かった。


それはもしかしたら
『私の中の怒りも出していいんだよ』
ってメッセージだったかもしれないけど


怒りの奥にある感情についての
たくさんの生きたデータをいただいて


『にんげんだもの、
 怒ってもいいんだよ』

という、全肯定の視点だけでなく


怒りに対して
理性的にOKを出せるようになりました。


これは自分的にかなり嬉しい変化です🥰


だってね


私の中には
怒りを出しちゃいけない理由が
山程積み上がっていて


怒りを出さないほうがいい理由も
積み上がっていて


これを論破するには
『なぜ、出したほうがいいのか』
という根拠が必要だったのです。


そして、
その根拠が(私なりに)揃った、
ということなのです🎉


※ケースバイケースだから
 鵜呑みにしないでね


まず、私の前提としては

『怒りも、何かを伝えるものである』
ということ。


何を、伝えようとしているのか、が
鍵になってきます。

(他の感情も、ここまでは同じです)


例えば、


前から来た人と肩がぶつかって
舌打ちされたとする。

舌打ち=怒り、ですね。


舌打ちした人が何を表現したかったか、
といえば


・ちゃんと見ろよ
・俺の通り道を通るなよ
・ちゃんと避けろよ


などが考えられるんじゃないかな。


となると


『俺が正しい』
ってことを伝えたいのかもしれないし


『お前は間違ってる』
ってことを伝えたいのかもしれないし


『こうすべきだろ』
ってことを伝えたいのかもしれない。


例えば


旦那さんの帰りが遅くて
奥さんが怒っていたとして


・早く寝たかったのに
・連絡しないなんてありえない
・普通、金曜は早く帰るでしょ


などが考えられる。


となると


「先に寝ててもいいよ」
と言われたら解決するかもしれないし


帰る時間を連絡しておけば
解決するかもしれないし


何をしてほしかったのか、聞いたら
解決するかもしれない。



私のセッションを受けてくれた人たちも


怒ってはいたけど
正論で不満を言ってました。


『もっとこうしたらいいのに』
『もっとこうしてほしいのに』


彼女たちの怒りの奥にあったのは
ほとんど、建設的な不満でした(笑)


「それにきづけるって
 あなたの視野が広いからだよ〜」


って伝えまくったよね。


視野が広いからこそ

他の人の視野の狭さに耐えられず
不満になっているだけ。


それが自分の才能なんだな
(できない人もいるんだな)


って気づくだけでも
怒りはおさまっていきます。


そして、

さらに必要な行動があれば

それをやればいいだけ。


しょうがないの。

あなたのできることが
相手もできるわけではないの。


それを、見下すということではなく
冷静にわかっていたほうが
お互いに平和だなぁって思うのです。


怒れるってことは
自責から他責に変わったということ。


少なくても
自責よりは他責のほうが
パワーが湧いてくる。


怒れるってことは
自尊心が高いだろうから
(他人より自分を大事にしてる)


その自尊心を
もっと違う方向に使ったらいいな、

と思うのです。


アンガーマネジメントについての記事はこちら