近所に住んでいる、中学の時の同級生と
よくお散歩をしています。
最近は
桜を見たり
動物園に行ったり
あと、外せないのは夕日。
夕日が沈むときの
広い空のグラデーションを愛でて
それからスーパーでお買い物して帰る、
というのが習慣になっています。
この前撮った桜
彼女は優しくて話しやすくて
中学の時から人気者でした。
お散歩に慣れているから
お散歩コースを色々提案してくれて
「どっちがいい?」
って選ばせてくれます。
私がマメにトイレに行くのも分かってて
「そろそろ行く?」
って聞いてくれたり。
記憶力もすごいの。
昔話したことも、よーく覚えてる。
そんな彼女と昨日
雨で散っちゃう前の桜並木を見よう、
ってお散歩してきたときのこと。
何回か通った道を通っていたときに
ハラハラと花びらが舞っていて
私が
「花びら拾うの、楽しいんだよね〜。
なかなかつかめないけど」
みたいなことを話したら
「じゃあ、こっちの道に行く?」
って並木に近い道を提案してくれたの。
だけど、私の記憶では
その道ってちょっとデコボコしているから
そこを歩くと足に負担かかってしんどい、
って前に話してくれた気がしてて。
「あれ、ここ歩くと
しんどいんじゃなかった?
しんどいなら無理しなくていいよ〜」
って言ったら
「ありがとう」
って笑ってくれたんだ。
愛だよね〜。
私がそれを覚えてなかったら
無理してくれようとしてた。
そしてそれは
彼女の体に負担になってたはず。
私を喜ばせたくて言ってくれたのだ、
と思うけれど
それはそれ、これはこれ。
私は
自分のエゴを押し通すために
彼女に無理させたいわけではない。
だから
覚えててよかった〜、って思ったし
なんでこの道を通らないのか、とか
足はいつから調子が悪いのか、とか
ちゃんと聞いておいてよかったなぁ
って思ったのでした。