私はずっと怒れなかったし

怒ることが嫌だったし

怒るだけのエネルギーもなくて


怒りの扱い方がまだ、わからない。


だからこそ


目の前で怒りを放出している人を見ると

体が痛くなった。


それは私の中の過去の記憶に

繋がっているからであり


目の前の人に

反応しているわけではないのだけど


今までは

その人から現実的な距離を取る、

という選択肢しか取れないでいた。


なのだけど


何度も目の前に現れてくるし

まっすぐに向き合ったほうがいいな、

って感じたので

怒りに馴染みがある人に話を聞いてみた。


そしたらね


そうしたほうがいい理由があったし

そうしないとまずい理由があった。


その視点に立てなかったから

私にはわからなかったし

しんどかったのだと思う。


怒りを感じやすいのは、ただの個性。


それを使って叶えたいものがあるし

それを使って気づきたいものがあって

感じているに過ぎない。


怒ってしまう自分を責めたり

抑えたりすると

その人らしさが消えていくんだ。


だから、

他の人がとやかく言うことではないんだよね。


ただし


そんな人のそばにいるのがしんどいなら

無理してそばにいなくてもいいし

距離を取れるように工夫すればいい。


相手を変えることはできないから

自分ができることから始めていく。


そして、落ち着いたら


自分がどうして反応してしまったのか

振り返ってみるといいんだよね。


なにを、しんどく感じているのか?

どんなエピソードが紐付いているのか?


きっと、あなたの中のあなたが

『気づいて〜』

って叫んでるのだろうから


悲しかったあなたを

悔しかったあなたを

苦しかったあなたを


今のあなたが受け止めに行こう。