手放したいのに手放せない思い込みは
手放せない理由がある。

その理由にたどりつくと
するっとほどけていくのです。

この前、配信で話してたのだけど

私が『できない』と思ったら
できない現実がやってくる。

正面突破できた記憶がないのです。

目の前のハードルを認識した時点で
それがハードルである、と確定するので

『ハードル=すぐには越えられない』
という概念がセットされる。

これは自己肯定感の問題でもあるし

実際、『できない』と思ったことに
チャレンジしようとして
怪我をすることも多かったから

『できない』と思ったことに
チャレンジすること=危険、

となってしまっている。

そんな私だから、いわゆる
『人生のバンジージャンプ』を
しようとするわけもなく

「こわいはゴーだよ」と言われても
『そんなことしたら危険なのに
 どうしてそんなことが言えるの?』
って本気で思っていた。



そんな私が
『できない』と感じてしまったことに
どう向き合ってきたかといえば

一旦、そこを見るのをやめて
自分の心地よさに戻ってきて
どうしてもやりたいかどうか内観して

それでもやりたかったら
やれる方法を考える、という流れ。
(ここで人の手を借りています)

今までチャレンジしてきたのは
『できない』と感じなかったことだけ。

できることだけやってきた。
できることを伸ばしてきた。

その結果、自分の凹凸が
けっこうわかりやすくなった。


そして今朝

自分がなぜ『できない』を握りしめ
同時に
その自分にフラストレーションを
感じていたのかの謎が解けたから

やっと
『できない自分で
 いないといけない理由』
がなくなりそうです。

これがどっしりあったから
できない自分を直視できなかった。

できてしまうこともわかっていて
できてしまう自分がこわかった。

こんな深く、複雑だったからこそ
なかなか手放せなかったんだろうな。

ここにも、愛があったよ。

だけど、その愛の形はもういらないし
おそれている未来に進まないって
わかったから

安心して手放せそうです。