美空です。
自分の人生を決めるのは
本人だ。
その人に求められない限り
私にできることはないから
無関心、
ということにしていた。
無関心でいないと
「なんで幸せになろうとしないの?」
「なんで苦しいままでいるの?」
と、
さらに追い詰めてしまいそうだった。
うちの、お兄ちゃんのことだ。
上のお兄ちゃんも
下のお兄ちゃんも
自分のことを
なかなか話そうとしないから
詳しくは
お母さんが聞いている
ほんの少しの情報でしかないのだけど
なんだか
しんどい生活を送っているようだ。
私は
本当は
心配だったんだなぁ。
だけど
心配してもいいことはないから
無関心でいるしかない、
と思っていた。
それを、やめることにする。
だって
祈ることはできるから。
『幸せでありますように』と
祈ることはできるんだ。
シンプルなことなのに
すっかり忘れていた。
側にいなくても
ただ、祈ればよかったね。
『遠くから見守ってるよ』と
祈ればよかったね。
私はありがたいことに
たくさんの人に助けられて
たくさんの人に愛されて
好きなことをして生きているけれど
お兄ちゃんたちは
一人で抱え込んで生きている。
抱え込んだ結果、
下のお兄ちゃんが
両親に甘えすぎているのだとしたら
私がそれを非難することはできない。
それだけ、しんどくて
よりかかってしまうくらい
心が溺れているのだとしたら
そうなるのは仕方ないことだよね。
あぁ、
心のことを学んできたのに
私は
お兄ちゃんたちに厳しすぎた。
優しくしてもらえなかった
幼少期の怒りもあって
いじめられた
幼少期の怒りもあって
上のお兄ちゃんには
嫉妬もされてるから
優しくできない理由が
たくさんあったのに
怒っている自分や
悲しかった自分を封印して
無関心の振りをしていた。
本当は、
ずっと許せなかったんだね。
だけど
どちらかが許さなかったら
戦いは、終わらないんだ。
許す余裕があるのは私の方だから
私が先に許すよ。
ごめんね。
優しくできなくてごめん。
気づかずに仕返ししていてごめん。
もう、幸せになっていいよ。
私は復讐をやめるから
もう、幸せになっていいよ。
その命を
幸せのために使ってほしい。
その命をどう使いたくて生まれたのか
それを思い出して
その命が終わるまで
やりきってほしい。
私もそうするから。
私も我慢しないから。
二人がどうあっても遠慮しないから
だから
みんなで
幸せに、なろう。