美空です。

最近、読書熱がやばい。

なんだったらずっと本屋にいられるし

なんだったらずっと立ち読みできるし

なんだったらずっと読んでいられる。

※ずっと、と言いながらも
   時々休むけれども(笑)

私が筑波大学に進むきっかけになった
『赤毛のアン』が

最近、新しく文庫本で出版されて
嬉しくなって読んでいるのですが

翻訳者の松本侑子さんのこだわりが
ものすごくてびっくりびっくり

注釈、あとがき、謝辞だけで
なんと120ページも書いてある。
高校のときに読んだ
ミントグリーンの装丁のハードカバーは

こんなに注釈が
入ってなかった気がするのだけど

ちらっとあとがきを読んだところによると
前回の出版以降、
現地に行って調べていたそう。

確かに『赤毛のアン』って
村岡花子さんの訳が有名で

そのあとに出版するって
それなりの覚悟があったんだろうな、

とは思うのですが

まさか、ここまでとはびっくり。

私はこだわりのある人が好きなのだけど

それがここにも表れていたとは。

本っていとおしい。

昔の自分が好きだったものって

本当にいとおしい。

印刷業に勤めていたおとうさんと

国語が得意なお母さんのもとに

生まれた私にとって、

本も大切なものなんだろうな。

紙の匂いも好き。

たぶん、手触りも。

作者、編集者、デザイナーなど

たくさんの人のこだわりがつまってるのも

私の好きのポイントなんだろうな。