ことばの魔術師、美空です。

最近、
私の中でピンときているキーワードが

『主役で生きる』
『受け取り上手になる』
『思い込みをなくす』

そんなとき、中野左知子さん
『ドラマセラピーで
    40代から人生のヒロインになる』
に出会いました。
『ドラマセラピー』とは
演劇の手法を取り入れた心理療法であり 

中野さんは
日本に4人しかいない
ドラマセラピストの一人として

2005年から日本で
ドラマセラピーを教えてらっしゃるそうです。

じゃこめてい出版の石川眞貴さん
「これは本当にすごい本なんだよ」
と熱く語ってくれました。

もしそれがなかったら
私は手が出せなかったかもしれません。

私の中にある『ヒロイン』のイメージは
ディズニープリンセス。

華やかで
きらびやかで
綺麗で
周りから賞賛されるヒロイン。

自分の外見に自信が持てず
サポートに回ることも多く
表舞台に立つことを避けていた私にとって

『私なんかがヒロインになれるんだろうか』

という思い込みが
ふつふつとわき起こってきたから。

でも
そんな思い込みは

22つのワークをやっていくうちに
少しずつ解きほぐされていくのです。

クローバー黄色い花クローバー黄色い花クローバー黄色い花クローバー

思い込みには
それが作られた背景があります。

ただし、
悲しいことだった場合は
その出来事が抹消されていることが多いです。

そして
その思い込みだけが強化されていく。

思い込みをなくしたいときは

『今の現状を作り出している思い込みは
    なにか?』 
『その思い込みは
     いつ、どうして作られたのか?』

と思い出していくことで

『どんな考えを持てばいいのか?』
と考えることができるようになります。
(ドラマセラピーワーク5)

私もすっかり忘れていました。

名門大学に入って
やりたかった英米文学を専攻し
やりたかった合唱部に入り
順風満帆な学生生活を送るはずが

自分の英語スキルのなさに
絶望させられたことを。

絶望しすぎて
言い訳したくて
記憶から抹消していた。

『私、別にやりたかったわけじゃないし』
『それができなくても困らないし』

そんな風に言い訳をしたのは

『こんな私にできるはずがない』
という被害者意識だと思ってたけど

『失敗したら責められる』
という被害者意識がその奥にありました。

本当は
責められたことなんか
一度もなかったのに。

責められるかもしれない。
完璧でなくちゃいけない。

そんな思い込みが
いろんなパターンで私のなかにあり

その理由が
昔いじめられたときの心の傷にあったことを
やっと受け止めることができました。

あのとき
私は被害者意識を持った。

それ以降、
被害者意識を忘れることが難しくて

『責められないように』
『しっかりしなきゃ』

って頑張って生きてきた。

だけどそのままだと
『悲劇のヒロイン』にしかなれないの。

私がなりたいヒロインは
ステージの真ん中に立って
スポットライトと拍手喝采を浴びている姿。

『私なんて』なんて
言ってる場合じゃない。

今、私の回りには素敵な人しかいないのに
どうしていつまでも
そこにしがみついていたんだろう。

もう、やめよう。
もう、前に進もう。

そんな風に決めることができたのは
この本に出会って
『ヒロイン』に対する思いが変わったからだ、
と思っています。

みんな、自分の人生の主人公なの。
主人公として生まれてきているの。

それを忘れないことで
いつの間にか『ヒロイン』になる。

私は
そう信じています。

クローバー黄色い花クローバー黄色い花クローバー黄色い花クローバー

実は私、
この本を三回読みました。

ワークも
一回目より二回目の方が
思い出すことがたくさんありました。

そして私は
『自分で気づける私、けっこう素敵だわ』
って自信もつきました。

こうやって少しずつ、
染み込んでいくものなのかもしれません。

時期を変えてワークをやったら
また違った気付きがあるんだろうな、と
ワクワクしています。

偶然、この文章を読んでくださったあなたへ。

もし
この本が気になったら

本を読んでみる、という
一歩を踏み出してみてください。

そして、
自分でワークをしてみる、という
一歩を踏み出してみてください。

そして、もしよかったら
もう一度ワークをしてみる、という
一歩を踏み出してみてください。

一歩だけでも
踏み出したら世界が変わる。

自分で踏み出せたことで
自信をもって
また一歩踏み出せる。

それを繰り返していけば
きっと

今のあなたには想像できないくらい
素敵な世界が広がっているはずです。

キラキラしたアラフォー女性が
もっともっと増えますように。

そんな思いを込めて。