突然ですがみなさん
肛門嚢炎(こうもんのうえん)てご存知ですか?


恥ずかしながら私は知りませんでした。


実は先日はっちゃんが
肛門嚢炎になってしまいました。



肛門嚢炎とは…

分泌物を作り出す器官である「肛門嚢」が目詰まりなどを起こし、肛門嚢に溜まったままの状態になってしまうことがあります。すると、外に排出されないままになった分泌物から細菌が繁殖し始めます。

細菌繁殖を起こしてしまうと、次第に膿が溜まるようになってしまい、コブのように膨れてきてしまうのです。最悪の場合には、そのコブの破裂や腫瘍化を起こしてしまいます。

大型犬の中には、自分で便をする時に肛門腺を一緒に排泄することが出来る子もいますが、小型犬や中型犬など現在の犬は、肛門腺を絞り出して排泄する力を持っていません。

通常ある程度は自力で排泄することが可能ですが、下痢や便秘などの体調不良、ストレス、加齢による代謝の変化、太りすぎなどの要因が分泌物の性状変化や排泄不良をもたらして肛門嚢に過剰な貯留を引き起こすそうです。



今までは自力で出せていてもシニアになってくると液状から粘土質に変化したりする子もいるそうです。
やはりはっちゃんも粘土質になっていました。


はっちゃんの状態は
お尻の右側にコブ(腫れ)が出来、それが破裂してしまいました。
今は破裂してしまった皮膚を毎日病院で洗浄して投薬してもらってます。
経過は良好ですが、完治するまでに3週間はかかるそうです。


肛門嚢炎は毎日のケアで予防する事が出来る病気です。

こんな状態の時には注意が必要です。

・おしりが赤くなってきた
・おしりを気にするようになった
・便の出が悪くなった
・おしり歩きをするようになった

可愛い我が子の為にも気を付けてあげて下さいね。


早く気付いてあげられなくてごめんねはっちゃん。
そしてとても痛い思いさせてしまい本当にごめんなさい。


今現在のはっちゃんですが、おしりは痛々しいけど食欲旺盛。
さすがラブちゃん食いしん坊バンザーーイです。
そして、いつもと変わらず元気に遊んでるのでご心配なく。