一年前の今日は・・・。

　この記事は予約記事です。

一年前の2008年2月2日。

私が流産の宣告を受けて、ソウハ手術を行った日です。

今でもあの日のことはよく思い出せないくらい、何があったのかわかっていない日です。

年が明けてすぐに、検査薬で妊娠反応が出て・・・。

病院受診するも、まだ初期のため胎嚢確認が出来ず。

それから少しして、出血が始まるも、出血量が増えず。

1週間後に再度病院受診したのですが、胎嚢の確認が出来なくて、流産宣告。

そのまま手術となった日です。

あの日の手術は一体なんだったのか・・・。

本当に妊娠していたのか、流産したのかさえ自分の中で受け止められないままで。

ただ全身麻酔から覚めた時の怖さだけ覚えている私です。

出血のために安静にした1週間。

それが報われずにされた流産の宣告。

出血の恐怖も何もかも、何だか夢の中の出来事みたいで。

そんなことがあったのが、ちょうど1年前でした。

あの時、私の中で仕事を辞めて検査に行く決意が出来たんです。

結果として、本当に行くまでには時間がかかったんだけど・・・。

一度も姿を見せてくれなかった私たちの赤ちゃん・・・。

それでも、きっと精一杯、私に
　抗リンだよー検査に行かなきゃダメだよー

って訴えかけていたんじゃないかなと思います。

だからこそ、治療もしながら妊娠を継続出来ている今の私がいる。

この子が、無事に産まれてくる運命なのか、それとも悲しい結果となる運命なのか・・・。

それは私にはわからないけど、１年前の今日があるから今の私がいることは事実で・・・。

ここまで大きくなってくれた小さな命、大切に大切に育てていきたいと改めて思った今日一日でした。

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一年前の辛い経験があるからこそ、今の私がいるんですね。

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