こんにちは!
昨日は、よいこの小児科さとうの佐藤先生が来てくださって、「子どもの育ち相談会」を開催しましたよ。
小児科医は子どもに関することのゲートキーパー
まずは、小児科は子どものことに関わる全ての事柄の「ゲートキーパー」。何か不安に思う症状があるなど、子どもに関する困ったことは、まず小児科に頼って、相談してね。というお話。そこから必要な場合、専門を紹介しますよ、というお話を聴かせてもらいました。小児科は、赤ちゃんの健康全般から、高校生の心の健康まで、年齢広く受け入れているから長く頼ってねと、おっしゃっていましたよ。心強いですね!
さて、では実際に受診をする際に気を付けたらいいことはなんでしょう?上手に小児科にかかるために、「どういったことを心配に思っているのか」を一度ご自身に聞いてみて、それを先生に伝えてみましょう。その「心配」を先生が聞くことで、先生たちができる対応が変わりますよ。受診の前にメモ用紙に聞きたいこと、不安なこと、伝えたいことを書いておくと受診時にとても役立ちます!!
「かぜ症候群の診断については、基本的に臨床診断」
お母さんから聞かせてもらう症状が、診断のヒントになります。いつからどんな症状が起きているのかがキーになるので、子どもの様子が分かる人が受診に連れてきてね。
必要な場合は医師が行う検査を実施しますが、コチラについては精度が100パーセントというわけではありません。例えば溶連菌のように、喉の様子を見て診断できる病気もあります。いつでも、どの病気に対しても、検査が必要というわけではないことを、佐藤先生はていねいにお話してくださいました。
そして、お話は風邪症候群に処方されるお薬について広く進みます。(ここは割愛)
最後に、
「薬を処方しないという選択肢もある。」
小児科医の仕事は薬を出すことではなくて、その子が重症かどうか見ることが大切。自然経過で治るものに対しては、処方なしで受診を終えることもできます。
薬をもらって満足という価値観をこれから変えていこう。というお話も聞かせてもらいました!
ママたちからの質問コーナー
とっても盛り上がりました。
みんなからの質問ひとつひとつに熱いパッションで答えてくださる佐藤先生にスタッフも感動!「小児科はママの不安を受け止めて解消する場所」「家庭看護力の大切さ」など、質問タイムならではの盛り上がりもあり、相談会は幕を閉じました。
来月は
「小児科医が伝える入園前のおはなし」
です!
3月12日火曜日
13:00~14:30
ぜひご参加くださいね。
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