ハマヒルガオの季節・・・。朝顔

私が育った福井県敦賀市にある、日本三大松原の一つ

「松原公園(気比の松原)」でもハマヒルガオが見頃をむかえています。

ハマヒルガオ しかし、この気比の松原に近い敦賀原発をはじめ

福井は世界一の原発集中地帯でもあります。

子供の頃から、原発の誘致反対運動なども

身近に見てきましたし

その一方で保証金で潤った民宿を営む同級生の家や

交付金で建設される立派すぎる箱もの施設なども

目の当たりにしてきました。


今や日本は原子力発電の先進国。

全国で55基もの原子炉が稼働。

青森県六ケ所村では、今年からいよいよ核燃料再処理工場の

本格稼働も始まります。


地球温暖化で世界的な環境問題が取り沙汰される中

政府は将来的に原子力をエネルギーの主軸に置くことを

目指しています。


また1979年のスリーマイル島の原発事故以来、原発の新規建設を

凍結していたアメリカでもアメリカ増大するエネルギー需要を賄うため原発建設を認可。

三菱重工業がアメリカの電力大手テキサス電力から

世界最大級の原子力発電設備2基を受注し

これを機に三菱重工株・関連株が上昇しました。(今日の終値は前日比4円安の755円)


またアメリカの原子力大手WH(ウエスチングハウス)を買収し

BWR(沸騰水型原子炉)を得意とする東芝(今日の終値は年初来高値に迫る943円)

その他にも原発関連として、同じく日立製作所(今日の終値は前日比12円高の894円)なども

注目されています。


今後、世界的な資源の獲得競争が益々激化するのは必至で

こういった資源・エネルギー関連株が株式相場の主役となる場面も出てくることでしょう。


ただ、日本では原発の立地地域は多くの電力を消費しているひらめき電球都市ではなく

財政の乏しい地方にあることも事実。電力は平等に使用しているはず。

原発建設に伴う危険性の地域格差は広がるばかりです。

原発銀座と言われる故郷を持つ筆者は複雑な思いで相場を見守っています。女の子