今日は久しぶりにお家でゆっくりできました

それでも日用品を買いに近くまで

桜が咲いていました…が すぐにある映像が頭に浮かんで

2年前 右腕付け根を骨折した母の手術前日

麻酔科の説明を受けるのに 待合室に母の車椅子を押して行くと 大きなガラス窓から満開の桜が見えました

「ほら 桜が満開だよ」

よく見えるように窓際まで車椅子を押して

母の背中越しに見た 大きな3本の桜の木

外出することが困難な母と一緒に見た満開の桜

今日 桜を見上げて涙が流れました

毎日 病院に通うのに待つバス停も桜が満開でした

母が亡くなって4ヶ月

悲しみが癒えたわけでも 母がいないことに慣れたわけでもなくて

こうして時々 母がいなくなったことを痛いくらいに思い知らされるのです

どんなに介護が大変でも
痴呆が進んでしまっても

やはり生きていて欲しかった

いつの日か 笑顔で桜を見上げることができるのかな…?