『根本美緒 ハッピーライフキッチン』。
3月17日の放送は前回に引き続き、
お客様に清水ミチコさんをお迎えしてお送りしました。
清水ミチコさんと言えば、思い出されるのが、
ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、野沢直子さんと出演されていた、
伝説のコント番組『夢で逢えたら』。
(1988年10月13日~1991年11月30日放送)
清水さんは「みどりちゃん」というキモキャラ(笑)で、
人気でしたよね。
清水ミチコさん幻のデビュー作!?
さて、『夢で逢えたら』のヒットもあり、
お茶の間の人気者となった清水ミチコさん。
実はそれよりもはるか昔、すでにテレビ出演を果たしていました。
岐阜県高山市出身の清水さんの幻のデビュー作とは…。
「9歳の時にNHKの『みんなの歌』に出たんです。
〝高山にカンカコカン〟という飛騨高山の歌があるんですね。
(NHKスタッフが)子どもたちが走っている姿や、
楽しんでいる姿を撮りたいって言うんですよ。
それで何故か私が住んでいた町の子どもたちが選ばれたんです」
「橋の上から〝あっ! お魚がいる!〟みたいな芝居をするんです。
(スタッフから)絶対にカメラの方に視線を向けないでねって、
約束があったんですけど、(視線を向けないと)このままじゃ、
親にも私の顔が分からないと思って、あれ?って感じで、
カメラの方に顔を向けてしまいました。笑」
最初は見よう見まねでピアノを
「子どもの頃、ピアノは見よう見まねで弾いてたんです。
それで親にヤマハ音楽教室へ連れて行かれたんですけど、
すぐに辞めちゃったんです。
それからは自分の好きなように弾いていて、
独学の時間はすごく長かったですね」
「高校に入って〝音大に行きたい〟って思うようになって、
ピアノを習うようになったんですが、高3くらいの時に、
〝音大に入ったら音楽が義務になるんじゃないか〟って気がして、
行かない方が良いんじゃないかと…。
(音大に行かなければ)テキトーに弾いても褒めてもらえる、
でも音大を出たらピアノを弾いても〝あ、音大出たからね〟で、
終わっちゃうでしょ? そうなると自分のアイデンティティが、
全くなくなっちゃうと思ったんです」
料理はストレス発散
「今、NHKで『妄想ニホン料理』って番組がオンエア中なんですけど、
料理好きなのに司会の立場だから手を出しちゃいけないんですよ。
だからすごく我慢しています。
料理はストレス発散の場なのでどんなに疲れて帰ってきても、
昆布を水に浸すだけでもいいから…って感じで。笑。
ちょっとでも(食材に)触っておきたいんですよね」
2週に渡ってお送りした清水ミチコさんのお話。
ピアノにお料理、好きなことがそのままお仕事になっているようで、
うらやましい限りですね。
「人間は少々〝デタラメ〟の方が良い」
清水さんのそんな言葉にも重みが感じられました。笑。
『根本美緒 ハッピーライフキッチン』。
来週をお楽しみに♪