「8月15日が何の日か知らない」

「日本とアメリカが戦争をしていた事を知らない」

という若者が増えているそうです。





私の祖父は日本人捕虜として、シベリアへ。

そして収容所から帰国した人。


私の祖母は看護師として満州へ行き、戦地の兵士達を手当てしていた人。




それって、全然昔の事ではなく、最近の事ですよね。

「私の先祖が~」って事じゃなくて、「私のじーちゃんが~」って話だからね。



祖父は私が生まれる前に亡くなっているので、話は聞いた事がありませんが、

祖母の戦時中・戦地での出来事は色々聞いてきました。



それでも、他人事に思えてしまうくらいの、悲惨な話がたくさんあります。




ジャーナリスト池上彰さんが今日の番組で言っていました。



「人口の80%が戦争未経験者な今、戦争の現実や悲惨さを忘れてしまう。語り継がなければ、必ず同じ過ちをおかす。絶対に忘れてはいけない。」

「戦争は突然始まる事ではない。その前の段階で気付く事が大事。」

「戦争はいけない。戦争はいやだ。って言ってるだけじゃ戦争はとめることはできない。なにを学ぶか。それを考えるということ。」




うん。うん。

心で何度もうなずきながらながらTV見てました。






『戦争は犯罪では無く国の国際的に認められた権利』だそうです。


確かにその通りなのかもしれないけれど、

私の無知な勝手な言葉かもしれないけれど、


「戦争を認めてはいけない」そう思いたいです。






「戦争はどう終わったのか」



日本の戦没者310万人(うち民間人80万人)


昭和20年の主な民間人戦没者



 ・東京空襲 約10万人

 ・大阪空襲 約1万人

 ・名古屋空襲 約7800人

 ・仙台空襲 約2755人



 ・沖縄戦 約9万4000人



 ・広島原爆 約14万人(約26万人)

 ・長崎原爆 約7万人(約15万人)

 (原爆犠牲者はいまだに増えています)



 ・旧満州 約20万人





どれだけの人数かと言うと、


私の故郷、宮城県の人口が約230万人。戦没者数以下です。

私の地元、東松島市の人口が約4万人。



戦没者数は記録に残っている人数なので、

実際はもっともっと多いと思います。





戦争だけではないし、日本だけではない。昔の事だけではない。



今も、世界で、内戦も紛争もある。

家族を、子供を、愛する人を一瞬で亡くしてしまう。現実。



他人事ではないという事。

私も忘れずにいかなければいけないなって思います。



<<ハート>>ピース