最近、KYという言葉が一般化しましたが、最近の転職をされる中にも、この傾向がとても強いと感じています。

面接官が期待して尋ねている質問に対して、ピンとはずれな回答をしたり、
質問の意図を汲み取れずにあっけなく終わる方もおられます。


また、紹介会社から面接に行く場合、

事前に過去に面接を受けた方の情報を教えてもらっていたりすることがあります。
しかし、当然ながら面接で違う質問が飛んできたりすることがあります。
すると、パニックになってしまったり、うろたえたりする人もいたりします。


これからの時代は、先の見えない時代です。
どんなことが起ころうとも、目の前に起きた事実を冷静に捉え対処することが重要になります。
空気を読む力や何気ないことから感じ、行動することが大切になります。


成功する方向への臭い感と危機を回避する能力を養うことが大事です。
例えは悪いですが、背後から何か迫って来る時に、

何気にその悪い空気を察して注意を持てるかどうかがポイントです
最近も、駅のホームで突き落とされたりする事件がありましたが、
こういうのも何か危険な空気を察することができらば
急所を外し、最悪の事態は避けれる結果になるのです。

そして、この空気感は、普段の何気ない意識、訓練で身につけることができます。
例えば、大型スーパーなどで、列をなして客が並んでいる時にどこの列に並ぶと早く清算が済むのか。
これは、簡単なようで実はとても難しいのです。

単純に列の長さでけで判断していてはうまくいきません。
ひとりひとりの買い物の量や、レジを売っているかたのスピード、対応力など
様々な要素を瞬時に判断する必要があります。

高速道路の料金場でも同様のことがいえます。
日常生活においてこういった場面に実は結構遭遇しているのです。

こういった能力を養っていると、ブラック会社に入社したり、
入ってから様々なトラブルに遭遇することが少なくなります。

是非、日頃から空気感を磨いていきましょう。

転職する方には、さまざまな理由が存在します。

仕事が合わないだとか、給与があがらない、人間関係などまさに転職理由はいろいろです。
自分の意志ではなくても、会社の倒産や部門の縮小や希望退職、リストラなどということも起こりうることです。

転職自体は悪いことではありません。しかし、こういった仕事をしている私がいうのもなんですが、
本音のところでネガティブな転職理由だけの場合、転職はしない方がいいと思います。

当然転職をするということは現状に不平・不満があるので、ネガティブであるのは当然なのですが、
そのネガティブを上回る前向きさが必要なのです。

自分の想いとは裏腹に組織が硬直すていて動かないなどや、
もっと自分を試せる土俵を探したい、など
ネガティブ<ポジティブでないと転職活動はうまくいきなせん。

なんとなく会社を辞めよう、とかとりあえず今の会社が面白くないからという理由の方は、
やはり面接でも本人が気づいていない潜在意識のところが表れ、うまくいかないことが多いのです。

なので、こういう時代には中途半端な気持ちで転職をしてはいけません。
景気のいい時代には構いませんが、企業が採用を控える厳しい時代には、我慢することも大切です。

そう言っても、転職をせざるを得ない人は、仕方がありません。
現職の方は何とか在職中に次の会社を探すことをお勧めしますし、
離職されている方については、ゆうちょに構えることなく、自発的かつ積極的に活動を進められることです。

たとえ面接で落ちまくっても落ち込まず、次につなげる活動を行っていきましょう。
転職は、出会いとタイミングです。自分の能力以外のところで不思議なご縁や力が働くことがあるのです。

この仕事をやっていて思うのですが、この人がこんな会社によく入れたなとか、
その逆の場合もよく見受けられます。
しかし、それは偶然ではなく、赤い糸みたいなものが転職活動にも存在すると私は感じています。

モノであれば、その中身・価値がわかりやすいです。欠陥品も見分けやすいでしょう。
しかし、転職という人と企業(要は人)とのかかわりは、そんな一筋縄でいくものではないのです。
面接官その人との相性だけがあわないという場合もあるのです。

だから、この仕事は面白いですし、感動すること、落ち込むことも多々あります。
転職活動には、その方のドラマ、生き方が反映されるのです。
ですから、私自身もこの仕事にやりがいを感じ、この人のために何とかしたいという想いが続いていくのでしょう。

大変厳しい状況ですし、この流れはしばらくは変わらないかもしれません。
でも、あなた自身の気の持ち方、取り組み方次第で、どんな時代であろうとも夢は叶うのです。
最近は、インターネットの普及によって、字を書く機会が減っています。
何かあればメールで片付けようとする方も増えています。
しかしながら、字にはあなたの現在の心境や性格などが表われることをご存知でしょうか。
筆跡は、「文字を書くという行動の結果」なので、そこにはその人の行動のパターンが表れます。
字の上手い下手ではありません。
深層心理の部分で実はあなた自身のことがわかるのです。

日本では、警察などでの筆跡鑑定などで用いられたり、
遺言書などでも鑑定ということがしばしば行われています。
欧米では、100年以上の歴史があり、『グラフォロジー』と呼ばれ、大きな大学には講座もあります。
フランスでは、『筆跡鑑定士』は『グラフォルグ』と呼ばれ、

弁護士などと肩を並べる高度な国家資格者として活躍しているのです。
アルファベットの限られた字数でもわかるのであれば、われわれ日本人はどうでしょうか。
平仮名、カタカナはもとより、漢字には莫大な数が存在しています。
そこには、とても奥深い行動心理が読み取れるのです。
最近はネットでの応募や紹介会社経由で応募する場合には、
パソコンでキャリアシートや職務経歴書を作成するので問題はありません。
しかし、実際に面接になると、履歴書を別途持参するケースが多々あります。
そんな場合に履歴書を丁寧に書くことを意外と見落としている方が多いことに驚きます。
履歴書というのは、これまでの学歴から勤めた企業、
家族構成や趣味など様々なあなたの個人情報を網羅しているのです
履歴書はもしその会社に入社が決まった際には、会社に保管されますし、後々形として残るものなのです。
その履歴書を適当に書いたり、ましてや誤魔化したりすることなど言語道断です。
しかし、最近の転職をされる方の履歴書を見ていると、まず字が汚いのです。
上手い下手はしかたがないですが、丁寧に書く努力をしないといけません。
それこそ、履歴書をみただけで、採用を辞めようというケースも大袈裟ではなくありえるのです。
写真の位置がずれていたり、印鑑が曲がって押してあったりすると、
それだけであなたの評価をされてしまう可能性があります。
何社も受けると履歴書を準備するだけでも大変なことではありますが、
1枚1枚その企業用に丁寧に書くという基本中の基本を忘れないで下さい。
こういった基本的なことの積み重ねが一番大切なのです。