ダイソンの空気清浄ファンヒーター「HP00」と「HP07」の違いを徹底解説します。
どちらも空気清浄・温風・涼風の1台3役で使える人気モデルですが、選ぶポイントとなる違いは主に以下の4つです。
- 密閉性の高さ（フィルター構造）
- 空気清浄スピード
- 首振り角度の広さ
- アプリ連携の有無
基本的な空気清浄＋温風＋涼風の機能は同じですが、HP07は最新モデルとして機能性・快適性が大幅に向上しています。
どちらが向いているか簡単に比較
- シンプルで軽量なモデルを探しているなら → HP00（旧モデル）
- 部屋の空気質をアプリで細かく管理したいなら → HP07（新モデル）
ここからは、それぞれの違いをさらに詳しく見ていきましょう。
ダイソンHP00とHP07の違いを解説
| 比較項目 | HP00（2019年発売） | HP07（2021年発売） |
|---|---|---|
| 発売年 | 2019年4月（IS/ISN）モデル | 2021年 |
| 空気清浄フィルター | グラスHEPAフィルター | グラスHEPA＋活性炭フィルター |
| フィルターの密閉構造 | 非密閉（旧タイプ） | 密閉構造でより清浄力アップ |
| 空気清浄のスピード | 標準 | より速く空気を清浄できる |
| 温風／涼風機能 | ○ | ○ |
| 自動空気質モニタリング | ×（手動切替） | ○（PM2.5など自動検知） |
| アプリ連携（Dyson Link） | × | ○ |
| 首振り角度 | 最大70度 | 最大350度 |
| ディスプレイ表示 | シンプルLED | 空気質などを数値表示可能 |
| センサー機能 | × | ○（PM2.5・NO2など検知） |
| フィルター交換目安の表示 | 手動確認 | ディスプレイに自動表示 |
| 重さ | 約3.9kg | 約5.5kg |
▼実際に大きな画面で違いをチェックしてみる
HP00
HP07
まず押さえておきたいHP00とHP07の基本的な違い
ダイソンHP00とHP07は、どちらも空気清浄・温風・涼風の3役をこなすモデルです。大きな違いは、HP07が空気清浄能力や操作性、利便性の面で強化されている点にあります。
HP00はシンプルな操作と軽量さが魅力で、使い方が限定的な方に向いています。一方、HP07はアプリ連携や静音機能などを備え、より多機能で快適な使用感を求める方に適しているといえるでしょう。
ダイソンHP00とHP07の比較ポイントはこの5つ
主な比較ポイントとして、
①空気清浄性能
②操作性
③機能の多さ
④サイズ・重量
⑤利用シーンへの適応力
が挙げられます。これらの要素が選び方に大きく関係してきます。
特に重視したいのは、空気の浄化力と便利な機能が生活スタイルに合っているかどうかです。それぞれのポイントを見ていくことで、自分に合うモデルが見えてくるはずです。
スペックや機能の違いをチェック
性能の差がひと目でわかる主要スペック
HP00とHP07では、清浄時間や首振り角度などの数値スペックに差があります。たとえばHP00は首振り70°ですが、HP07は最大350°まで対応しています。
また、清浄スピードも異なり、HP07のほうがやや早く空気を循環できます。こうしたスペックの違いを把握することで、使い方に合った選び方がしやすくなりますね。
首振り角度や操作方式などの仕様面を比較
HP00はワイド／フォーカスの送風切替が可能で、シンプルなリモコン操作が中心です。一方のHP07は首振り角度の調整が多段階で可能なほか、LCDやアプリ連携機能もあります。
特に首振り機能の範囲が広いHP07は、広めの部屋や複数人が使う空間に適しています。使用シーンに応じた仕様をチェックしておきましょう。
空気清浄性能の違いとは？PM0.1対応や密閉性に注目
HP00とHP07の空気清浄力の差を見極める
どちらのモデルもPM0.1レベルの微細粒子に対応していますが、HP07は製品全体の密閉性が高く、より効率よく空気中の汚れを閉じ込められる設計です。
清浄力そのものよりも、密閉性や循環性能の違いが実際の効果に影響することがある点は注目すべきですね。快適さを求める方はその違いも確認しておくと安心です。
密閉性やフィルター構造の違いについて
HP00も高性能フィルターを搭載していますが、HP07では本体全体の構造が見直され、空気の漏れを防ぐための設計が強化されています。
汚れた空気を漏らさずフィルターへ導く構造により、空気清浄の効率がより高まるよう工夫されています。この構造の違いが快適性の差につながることもあります。
デザイン・サイズ・重量の違いを見た目と操作性から比較
本体サイズや重量の違いをチェック
HP00は高さ約63cm、重量約3.9kgと軽量コンパクト。一方でHP07は約76cm・5.7kgと大きめで、設置場所や持ち運びに影響するサイズ感です。
頻繁に部屋を移動する場合は、軽量なHP00の方が扱いやすいかもしれません。利用スタイルに合ったサイズ選びが大切です。
見た目の印象や設置性の違いとは
どちらも羽根のないスタイリッシュな見た目ですが、HP07のほうがややスリムで高級感のある印象があります。カラーバリエーションも異なる点があります。
高さがある分、圧迫感を感じるケースもありますが、設置場所にゆとりがあればHP07のデザイン性を楽しめるでしょう。部屋の雰囲気との相性もチェックしてみてください。
操作のしやすさや扱いやすさの比較
HP00はリモコン操作が中心で、操作がシンプルなのが特徴です。HP07は本体ディスプレイやアプリからもコントロールが可能で、利便性が高めです。
操作に慣れていない方はHP00、スマホで管理したい方はHP07のほうが快適かもしれません。日常的な使いやすさは重要な比較ポイントですね。
どちらが自分に合っている？HP00が向いている人・HP07が向いている人
HP00が適している使い方とライフスタイル
HP00は軽量かつシンプルな構造なので、寝室や脱衣所などコンパクトな部屋での使用に向いています。必要な機能だけで十分な方にぴったりです。
移動頻度が高い方や、スマホ連携が不要な方にとって、HP00は無駄のない選択になるでしょう。手軽に使いたいニーズと相性が良いですね。
HP07がおすすめな人と利用シーン
HP07は広いリビングや家族での使用を想定して設計されており、アプリ操作や静音性、首振り角度の広さが活躍する場面で強みを発揮します。
空気質を細かく確認したい方や、自動モードで快適に使いたい方にはHP07が適しているといえます。生活に溶け込む便利さを重視する人に向いています。
HP07で追加された注目の便利機能とは？
LCDディスプレイでわかる情報とは
HP07には本体前面にLCDディスプレイが搭載されており、空気質や湿度、温度、フィルターの状態などがひと目で確認できます。
視覚的に情報が得られるので、空気の状態を気にする方にとっては安心材料になりますね。状況に応じて自分で調整もしやすくなります。
スマホアプリとの連携でできること
HP07はDyson Linkアプリに対応しており、外出先からの操作やスケジュール設定、空気状態のチェックが可能です。音声操作に対応しているモデルもあります。
スマホ操作に慣れている人にとっては、日常的な管理がとても快適になりますよ。手元でコントロールできる利便性は大きな魅力です。
ディフューズドモードやナイトモードの特徴
HP07には、風を後方に逃がして空気清浄だけを行うディフューズドモードがあり、就寝時や冬場の使用に便利です。ナイトモードでは静音運転にも切り替わります。
静かに空気清浄したい場面では、これらの機能が活躍するでしょう。特に寝室で使う人にとっては、ありがたい機能といえそうです。
ダイソンHP00とHP07の違いを振り返り
今回は、ダイソンHP00とHP07の違いについてお話してきました。
最初に比較した基本スペックの違いでは、HP07がより進化した空気清浄機能や運転モードを搭載していることがわかりました。
- HP07はPM0.1対応の高精度フィルターを搭載し、微粒子の除去能力が高い
- 密閉性の高いHEPAフィルター構造で空気清浄性能が向上
- HP00と比べて本体サイズや重量に違いがあり、見た目や操作性にも差がある
こうしたポイントを押さえることで、自分の用途に合ったモデル選びがしやすくなりますね。
この記事が、あなたのダイソン空気清浄ファンヒーター選びの参考になれば嬉しいです。