こんにちは
8月3日でちさたんも2歳。次の子が生まれる前にちさたん誕生の記録を残しておこうかと
出産後すぐにノートに残した記録は日本に置いてきてしまったので,うろ覚えですが・・・。
2009年7月
予定日は8/3。6月中旬から三重へ里帰り,毎日グータラ。
食べて,寝て,毎日お昼寝。1日20分程のお散歩と就寝前の股関節ストレッチ&おっぱいマッサージが日課。
お腹が一日に何度か張り,息も出来ないくらい。今思えば,陣痛の練習だったのかな。
予定日1週間程前
どんどんお腹が下がってきた。散歩に行くと股関節に何か挟まってるのがわかるほど。
いよいよか「暑いし,重いし,早くうみた~い」という私にママは「生まれたらもっともっと大変だよ~」
大先輩の言うことは正しかった
便意を感じてトイレに行くも,出ないことが続く。そろそろ生まれるのかな?いや初産は遅れる!からと期待しないように過ごす。
8/2
8時に起床,トイレに行くと・・・おしるし(うっすら血がまじったおりものみたいな感じ)
ママに伝えると,病院へ電話するようにとのこと。電話すると,「荷物もってすぐ来てください」。
「・・・朝ごはん食べてからでいいですか?(のんき)」「(笑)30分以内に来てください」
急いで朝食を食べ,うきうきしながら,でもきっとすぐに帰されるだろうと思いながら,ママの運転で病院(5分くらい)へ。少し(強い生理痛くらい)痛い。
病院へ行って,内診。「まだ(子宮口)1センチくらいしか開いてないけど,若いし進みが速いかもしれないから入院しようね」ということで,入院。
本やネットの経験談で,陣痛が10分以下刻みにならないと入院させてくれないと読んで,恐れていたのですごくラッキーでした
個室が空いていないということで,陣痛室を独り占め。痛みはなし
助産師さんに「明日には生まれますかね~」と聞くも,「あとは潮の満ち引き次第ね」と言われる。
「ホントかよ・・・」と内心疑う
20時くらい。夕飯を堪能ダーリンと電話で相談し,二人の結論は「(まだ全然痛くないし)明日(8/3)朝一番の新幹線で三重へ来る」。それを聞いたママが,「立会いたかったら,今夜来た方がいい!」
大先輩の言うことは,正しかった
23時過ぎ。ダーリン到着。談笑する余裕はあるものの,結構痛い。ママ帰宅。
そっからどんどん進み・・・。
8/3
日付が変わるころには10分切る間隔くらいの陣痛。
テニスボールとか,腰を押して貰うとか,本で読んだことや聞いた事を色々試すも意味なく,私には「ふ~っ」と長く息をするのが一番効き目があった。
陣痛と陣痛の間にストンと眠りに落ち,また陣痛で目を覚ますの繰り返し。ケータイの時計で感覚をチェック。
1時過ぎママからのメールに「つらい」の一言返信。
3時内診。「まだ2~3センチね・・・」と言われ「そんなに甘くないよね。笑」。今思えば,それだけの余裕があったのか。赤ちゃんの心音を聞く機械をつけるも,お腹の中で爆睡(笑)お腹を揺らし続けてやっと起きた。助産師さんも笑う程のマイペースさ。
ママが駆けつける。普段は22時には寝ちゃう人なのに・・・感謝。
ダーリン隣のベッドで寝る。はは・・・。
5時内診。そのまま分娩台へ。一瞬部屋に一人になり,すごく怖くなる。思わず立ち去る婦長さんの腕を掴む。
そう簡単に生まれないと思っている私は,気休めで分娩室に入れてくれたんだと思い込む。「今日のお昼には生まれますかね~?」の質問に婦長さん「どうだろうね~。」やっぱりまだまだなんだと思う。
点滴?されたりおしっこ抜かれたり,着替えさせられたり・・・。
情報収集で恐れていた「まだいきんじゃだめ」の一言が怖くて,必死に陣痛逃しの呼吸。「ふ~っ」
ダーリンは横で手を握ってスタンバイ。彼曰く,力いっぱい握っていたらしいけど,全然痛みを感じず。
もっと強く握ってほしいくらい。
お腹に陣痛をみる機械をつけていて,ダーリンはモニターをみているので,陣痛がくる前になると握る力が強くなる・・・私はあるようなないような陣痛の合間を,必死で休憩してるのに,やめてほしかった笑 でもそれを伝える余裕さえなく・・・胃の中身が戻ってくるも,吐いたらもっと辛い!と必死で耐える。
そんな中,婦長さん・・・「いきみたかったら,いきんでいいからね~もう開いてるし,いきんだほうが楽だよ。」「え・・・いいの????あ,そっか・・・先生待ってるんだ!」と気付く。
言われたとおり軽くいきんでみる。・・・がいきみ方が分からないどこに力を入れればいいの?すると婦長さん「いきんでうんち出ちゃってもしょうがないから~。」「あ,うんちみたいにすればいいんだ」と納得。
「うんち出たらごめんね。」とダーリンに断り,いきむ。婦長さんが赤ちゃんが出てこないように(破水しないように?)手で押さえてるのが見える。「どうせまだ生めないなら,いきむ意味ないかぁ」と思う。
そんなこんなで7時過ぎに先生到着。「破水させるよ~。」「切るよ~。」「2回大きく息すって3回目で思いっきりいきもうか~。」3回いきんだところで,7時半ちさたん誕生(1回目は体を反っちゃって失敗)
いきんでいる間,先生が「ほらほらこっちだよ~。おいで~。」と嬉しそうな顔で呼びかけてるのが見えて,
本当に神様のように光がさして見えました
産み終わった直後は頭の中真っ白。ただただ涙が止まらなかった。
感情が溢れだして,でも全く言葉では現せない。
ちさたんは生まれてちょっと泣いて,その後分娩室で待機中の2時間はほとんど泣かなかったちさたん。
私は,伸びきったお腹の皮と肉,毛深さ(ふさふさしてた),色黒さにショックのあまり涙
でも出産の喜びもあるから,笑い泣きでした
そんなちさたんが,あと2ヶ月もしないうちにおねえちゃんにまだまだ小さいのに,可愛そうな気もしますが・・・。でも間違いなくいいおねえちゃんになってくれるでしょう
そしてまたあの感動を味わうことが出来る幸運に感謝です