こんばんは星空




月曜の夜、顔をしかめつらしながら、息もハァハァして、出掛け先から帰ってきた。

いつもと違うのを感じ取って、突然のことでどうしたらいいのか分からなかった。
そのまま居間のこたつでグッタリ寝込んで、頭がとても痛そうでした⚡
微熱と吐き気もあって、、、
その後しばらく休んだあと、お風呂に入る余裕もなくて寝室のベッドに行った旦那。

次の朝、微熱も下がって、頭痛⚡はまだあるものの、仕事にいつも通り出掛けていった旦那。


今思えば、あの日の夜、
引きずってでも救急外来に連れてくべきでしたショボーン



その後も続く頭痛⚡と微熱を繰り返し、
出勤するも早退しきて、
その間に旦那は職場の隣接する病院に2度も受診したのに、精密検査もしてもらったわけでもなく、金曜日の午後に早退してきたところで初めて頭のCT、胸の痛みが出てきたから胸のレントゲンだけ……

月曜からおかしな激しい頭痛⚡と、
咳やたん、節々の痛みなしの微熱が続くことに違和感を覚えて、病院電話してから昼間の寝込んでる彼をなんとか連れて、総合病院の救急外来に受診しました。

3時前について、そこからいろいろ検査してもらって3時間たった頃、ようやく診てくれた先生から診断報告をききました。
やはり頭のCTの写真には、確定できない疑いのものが出てきましたと言われました。

月曜からの事を考えると日にちが経ってる事もあり、脳神経外科医がこの病院にいないこともあり、今から違う病院へ救急搬送します。

胸がざわざわしながら、
処置室の点滴を施された意識がはっきりしているベッドの上の彼と、不安にさせないように明るく振る舞いながら救急車が来るのを二人で待っていました。


夜7時過ぎくらいに救急車が着いて、
隣の町まで長距離の搬送。
診てくれた医師と看護師さんも同行してもらって、思いの外、車内はバスより揺れて、わずかな段差でも旦那の頭には衝撃💥が辛そうでした😢
正直、私が救急車に乗るのはこれが初めてじゃなくて、祖父や母親の搬送の付き添いで乗ったことが何度かあったのですが、まさか旦那とこうして乗るなんて考えたこともなかったみずがめ座

病院につくと、
彼は治療室へ運ばれて、私は待合室のイスに座ってただただ待つしかありませんでした。

もう3時から座り続けることを考えるとお尻が痛くなってきてた11時頃に、ようやく先生に呼ばれて詳しい結果を聞くことが出来ました病院


診断結果はやはり
【くも膜下出血】

それも脳の血管の静脈瘤が破裂して出血してから日が経って、血液でそれらが洗い流されてる状態だったそう。

だから、どこから出血したのかも特定するのが困難な状態で、犯人らしい静脈瘤は1つだけ見つかったそう。

いつそれがまた破裂して2回目の出血となると、脳梗塞や命の危険にも繋がるので、とても危険な状態だったことは分かりました。

ただ、月曜からの事を考えると日にちが4~5日経っているので、血管収縮を始める時期で、そんなタイミングで今すぐ手術となると、危険にさらしてしまうので、薬で脳の腫れが収まる頃の2週間寝かせてからの手術方法も話され、とても難しい判断の時期だったことと、あのとき月曜日にすぐに救急外来に連れていけばまだこんな事にならなかったんじゃ……
といろいろ頭のなかで先生の話を聞きながらぐるぐるしてきて、人前で泣きたくないのに涙がぼろぼろ止まらなくなってました😢

もう1つの手術方法は、外部から静脈瘤のあるとこまで脳を器具を使って避けながら施術するのですが、その触れる脳が性格や理性、記憶を司る所に後遺症を残す可能性があるという衝撃の話でした。
手術が終わって起きても、私との記憶がなくなるかもしれない。
自分が誰なのかも分からないかもしれない。
仕事が繊細なだけに、職場復帰さえもむずかしくなるかもしれない。


先生方は患者側に考えられる副作用やリスク、全てを話さなければならないのも分かってるんですけど…

常に爆弾を抱えた彼を、
いついなくなるかも分からない不安を一人で抱えるのは堪らなく辛かったです…😢

私の母は入院中。父は小さい頃に他界。
祖父も数年前に亡くなり、祖母は施設。
親族はちりぢりになって、頼れる親族は近場にいないし、こっちまで来たこともない。
私がそっちの地方まで会いに行ってやっと会える感じ。

旦那の実家は遠くの愛知。


旦那の入院手続き、必要な同意書、副作用や麻酔のサインに説明を聞きながら10枚以上朦朧としながら書いたのが深夜の12時過ぎ…星空

帰り間際にようやく旦那に会ったけど、機械に繋がれて痛みから解放されたおだやかな顔で薬で眠らされていました。





お腹が大きく目立ってきてたので、
マタニティーマークを見なくても周りが自然と『大丈夫?お腹張ってない?💦気分悪くなったら言ってね』と気をつかっていただいて、本当にありがたかったです😢


泣きたいのをこらえながらようやく解放されたのが深夜の1時過ぎでした星空
突然のことで財布にお金がなくて、そこからタクシーでカード払いで車を置いている総合病院まで帰りました。
運転手さんがずっと無言だったのは、
私にとってせめての救いでした。

真夜中2時過ぎ
ガラガラの病院の駐車場を早々と車まで一人歩いて空を見上げると、半月より細身のオレンジ色のお月さま🌓が綺麗に怪しく光ってました。
たくさんの星も久々に見ました星空

昨日だけでも何度も思ったことは、
お腹のベビがいるから今は一人じゃないこと。
何かあったらこの子だけは私が守らなきゃ。

もしも今頃私一人だけだったら、
体を壊すぐらい泣いてたと思う。
でもお腹に今はたまに動く命があって、
その子には私の泣き声や悲しい感情は全て伝わってしまう。

この子のためにも泣いてちゃダメだ。
泣きすぎて酸素も届いてないんじゃないかと思って我に返って、何度深呼吸したことか…


『泣き虫なママでゴメンね…😢』
『でもパパも大好きなの…』

そう何度もお腹に話しかけましたヒヨコ



泣いてた間はやっぱりベビがいつもより元気がない感じがしました。
ようやく今は落ち着いて、いつもみたいに動くようになり、ほっとしています。





今朝は今後の治療のタイミングや治療法を定めるために、カテーテル検査(2時間ほど)をしてもらい、脳の血管の収縮の進行具合を診てもらい、無事に終わり、月曜日の午後に血管内の治療が出来そうだという目処がたちました。


血圧を上げないようにずっとこのまま薬で寝たきりだと思ったのですが、カテーテル検査術後の旦那とかろうじて話すことが出来ました。
薬で眠らされていたのと、無意識の口呼吸していたので、口がカラカラになっていて、ろれつも回らないまま、朦朧としながら話していました。
自分の身に何が起きてるのか。
部屋は暗くして、目も塞いでいるので
今は朝なのか夜なのか、、、
口が渇いてとにかくなにか飲みたい、、、

ベッドの上の機械に繋がれた力ない彼の姿と、
彼の前で泣いちゃいけないと思いながらこらえるの必死で、朦朧としながらまた静かに眠る彼をあとにすると、ナースステーションを出る前にたまらず号泣して帰ってきてしまいました😢

たくさんの看護師さんがいるなか、
もう涙が止まりませんでした……





彼を信じよう。
私が信じて支えないでどうするの!
きっと大丈夫✨

きっとまた歩いて一緒にお出掛け出来る✨
お腹のベビを抱っこできるようになる✨



彼の生命力、信じなきゃ✨