来春、次女(5才)が小学校入学です。





が。


これは、宮﨑家に生まれてきた宿命だと、あきらめてもらうしかないのですが。

先日、こんなやりとりをしました。







私  「来年、小学校に入学できるんだけど、小学校に絶対に行かなきゃいけない、っていうわけじゃないんだよ。

義務教育っていうのは、学校に行かなきゃいけない、っていうことじゃないの。

親が子どもに教育を受けさせなきゃいけない、ってことなの。

だから、小学校に行きたくなかったら、お母さんが家で勉強を教えるけど、小学校行く?どうする?」



次女 「行く!」



私  「じゃあ、なんのために小学校に行くの?」



次女 「勉強するため」



私  「勉強なら、学校に行かなくても家でできるよ」



次女 「…」









5歳の頭で、彼女なりに一生懸命、考えておりました。



そして、そのやりとりを横で聞いていた、長女(小4)。


小声でぼそっと、

「懐かしい…」

と、つぶやいておりました(笑)



長女の時にも、小学校入学前に、全く同じやりとりをしたのです(笑)









結局、なんのために小学校に行くのか、次女は答えることができず。


母とのやりとりでは相当鍛えられている長女に、加勢してもらいました(笑)

長女が、なんのために小学校に行っているのか、伝えてもらったのです。



・将来、ケーキ屋さんになるためにも、漢字を書くことが必要。

・計算もできないと困る。

・学校なら、先生が上手に教えてくれる。

・友達と遊べる

・給食も美味しい



なんてことを言っておりました。







次女は、泣きながら私に、

「勉強したいし、友達と遊びたいから、小学校に行きたい」

と訴えてきました。



はい。



私の目的は、これで1つ、達成されました。

ただ世間の流れに身を任せるのではなく、自分で主体的に決断させたかったのです。



もちろん、まだ子どもですから、すべてを理解できるわけではないでしょうが、それでも、

「なんのために?」

を考えることが大事だと思うのです。



と、いうことで。

目的の2つ目。


「自分で小学校に行くと決めたんだから、朝は自分で起きるんだよ。

遅刻しても、お母さんは起こさないからね。


毎日持っていくものも、自分で準備しなさい。

忘れ物をしても、お母さんは知らないよ。



宿題もちゃんとやるんだよ。

将来のために勉強すると、自分で決めたんだからね」



と、約束です。








実はこれ、長女の時にもしっかり約束させまして。


忘れ物をして、取りに帰ってきて

「お母さん、車で送って~!」

と泣きじゃくったこともありましたが。



心を鬼にして知らん顔です。



小さいうちに、寝坊や、忘れ物の痛みを経験させたかったので、

小学校入学の前に、約束しておいたのです。



子どもからしたら、「ひどい親」でしょう。

私ももちろん、葛藤はあります。



が。

うちのお母さんは、こういう人なんだ、と諦めてもらうしかありません(笑)







次女とのやりとりが終わった後、長女が次女に、あれこれアドバイスしていました。


長女 「学校のプリントに、『おうちの人が、忘れ物の確認をお願いします』って書いてあるのに、お母さん、1回もしてくれなかったんだよ。

クラスで、確認してくれてないの、お姉ちゃんだけだったんだよ。

でもね、お姉ちゃんは、自分でちゃんと準備できるようになったから良かったよ」





そんな、宮﨑家の、小学校入学前の確認の儀式でした(笑)

末っ子長男の時には、どんなやりとりになるか、楽しみです(笑)