科学実験で理解する地頭シリーズ第2弾です(笑)。


第1弾「地頭クロマトグラフィ」
第1弾「地頭クロマトグラフィ」の記事を書いて、このモデルだと「速度は遅くとも時間をかけさえすれば、高い到達点に至ることができる」という誤解を与えかねないので、「到達点の高さは地頭に依存すること」を分かりやすく説明できるモデルを考えてみました。



それが「地頭トリチェリの実験」です。

図:地頭トリチェリの実験


原理
地頭圧(大気圧)に応じた学力(水銀柱や水柱)の高さにはなるが、地頭相当以上の高さにすることはできず、学力が上がらない領域:地頭真空が存在する。

ポイント
地頭圧の差は、いわゆる進学校でも、

・海面(1気圧)
・富士山級(0.7気圧)
・ヒマラヤ級(0.3気圧)

程度の差が少なく見積もっても存在する、と推定されます。また、原理的に「地頭真空」は埋まらないので、そこは足掻いても無駄だと自分は考えます。

本家:トリチェリの実験については、こちらなどをご参照ください。