「一箱絵本便」
宇吉堂さんが行っている活動。
宮城県石巻と岩手県一関にお友達がいて、
その方達を通じて避難所へ絵本を届けようというもの。

その活動を知ったのは、かたかご庵さんのブログ。

 どんなことでも、出来るものならなんでもしたい。

息子が小さいころに読んだ絵本を箱に入れて、
宇吉堂さんへ持っていった。

メッセージを書くときに、涙が出そうになった。

がんばっている人たちに、「がんばって」とは書きたくない。
悩んで悩んで、「負けないで」と、書き始めた。


宇吉堂さんには、いつものように本がたくさんあって、
部屋中、見渡していた。(ずっとそこにいたいくらい)

紹介された絵本は「世界一のパン~チェルシーバンズ物語~」。

 
世界一のパン―チェルシーバンズ物語世界一のパン―チェルシーバンズ物語
中島 敏子 市居 みか

文屋 2009-09
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小布施にある「文屋」という出版社が出している絵本。

 小布施町でパンとお菓子の店「小布施岩崎」を営む岩崎小弥太さんが、60年ほど前から作り続けているパン「チェルシーバンズ」の物語。結核で苦しんでいた日本人を救うために、診療所を建て、治療に協力してくれたカナダの医師や看護師。その看護師さんのひとり・ミス・パウルさんから、岩崎さんはチェルシーバンズの作り方を教えてもらいました・・・。

ルポ絵本であるこの本。
市居みかさんの絵によって、気持ちがよりあたたかくなる絵本になってます。

この絵本を購入し、家に帰ってじっくり読みました。

絵本は、やっぱり気持ちが落ち着きます・・・。

被災地に届けられる絵本で、
小さな子も、大人の人も
ちょっとでも気持ちが和らぐといいな。