以前、気になって書いた記事。


「いじめアンケート?」


その分析結果が出たようです。


(北国新聞より)

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「いじめられている」10人に1人 県教委が公立全校の児童、生徒調査 学校側認識と隔たり

 石川県内で「今いじめられている」と思っている児童、生徒が9・3%(一万千四百六十四人)とほぼ十人に一人に上ることが、県教委が二十二日に公表した公立全小中高校の「いじめアンケート」の集計結果で分かった。昨年度、文部科学省に報告された県内のいじめ件数は百四十三件で、学校側の認識と自己申告の隔たりが際立った。この結果を受け、県教委は来週、県庁に保護者向けのいじめ専用相談窓口を設け、支援が必要な学校には指導主事でつくる「いじめ対策サポートチーム」を派遣する。

 「いじめられている」と申告した子は、小一―三で23・6%と突出し、小四―六5・9%、中学校3・9%、高校1・6%と年齢が上がるにつれて低くなった。その後の対応では「だまって我慢した」が小中高ともほぼ六割(複数回答可)で最多だった。

 「いじめられている」子が小一―三で多くなった点について、県教委は「袖を引っ張られる程度でもいじめと回答するなど、まだ、いじめといたずらの区別がつきにくい時期であることも考慮に入れる必要がある」との見方を示している。

 県教委によると、今回のアンケートは、いじめ被害を感じている児童生徒が予想以上に多く、「学校全体で子どもたちの素直な思いを受け止め、いじめは許されないことを低学年から教えていく必要がある」(学校指導課)として、結果を各校への支援、指導に活用していく。

 県教委は今後の対応として、年度内に子ども向けの二十四時間電話相談を開設するほか、すでに取り組んでいる警察官OBらの生徒指導サポーター派遣、スクールカウンセラー派遣の両制度も拡充する。

 各学校は自校の集計結果を把握しており、県教委は実態に応じた独自のいじめ対応マニュアル作成や年一回以上のアンケート実施を全校に求めた。中西吉明県教育長は「アンケートは各校が組織的にいじめ問題に取り組む契機となった。アンケート後のフォローが大切であり、マニュアル作成状況などを確認していく」と話している。

 県教委が初めて実施したアンケートの回答者は対象者全体の98・0%に当たる十二万三千四百四十五人。無記名とし、自宅での記入を徹底した。

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結果が出て終わり・・・ではないようなので、ちょっと安心しました。

先生方ばかりではなく、親もしっかりしていかねば・・・。

でも、根本的なところが改善されればいいのですが、なかなか難しい問題だと思います。







しかし・・・


アンケート後のフォローが大切であり、マニュアル作成状況などを確認していく」というところの「マニュアル」といいのがちょっと気になったり、先日観た「県庁の星」を思い出したり・・・^_^;