香港でのお家探しの旅
「香港は世界一家賃が高い!」と言われて、来港して約3週間。
毎日毎日、不動産屋さんと連絡をとったり、ネットみて探したりしたりした
日々もようやく終わりを迎えようとしています。
それは、ジャーン
ついに仮契約を結んだからです。
あっ、でもそれで安心できないのが香港。
ちゃんと住むまでには何が起こるかわからないらしいのです。
ここで簡単におうちが決まるまでの流れを説明。
①まず、不動産屋さんに相談する (日本と一緒!)
香港には、日本と同じように沢山の不動産屋さんがあります。
今回はだんなさんの会社で紹介してもらったエージェンシーと
友達伝いで教えてもらった日本語のしゃべれる人いる代理店と2社にお願いをしました。
②希望の金額とイメージを伝える
希望の金額とはいっても、私の感想では、だいたい日本で15万で借りれるところ
は30万くらい。日本で一人暮らし用で7万くらい借りれるところは12~15万くらい。
場所によって、違いはあるけれど、2007年9月現在はそんな相場です。
イメージを伝えないと1部屋3~4畳みたいなところばかりを紹介されます。
③不動産屋さんからリストを作成してくれる
だいたい、リストには10件以上の物件の、場所、大きさ、部屋数などが
かかれています。
④いざハンティング
不動産屋さんの用意してくれて車で、次々見てまわります。
写真がNGのとこもあるけれど、写真をとりつつ、みための広さや
建築年数、付帯家具などの状態、部屋の向きなどをメモしておくと
良いかな。あと、交通の便もチェックが必要です。
それとね、香港の部屋の大きさの表示はエレベーター出たとこの
共有部分も含まれてるから要注意(かなりセコい)なので、実際みてみて、
肌で感じる感覚を信じるのが一番です。
⑤これは!と思う物件があったら、オーダーを入れ、
不動産屋さんにoffer letterを作成してもらう。
ここであせってはいけないのが、香港。
ここから交渉のお願いが始まるのです。
まず、ネットで調べると金額が出ています。サイトによって多少の値段の
違いはあるので、相場をチェックしたりして、それはどんどん不動産屋さんに
伝えました。
あせってはいけないけれど、あせらなくちゃタイミングを逃すのも香港。
私が少し気になっていた物件に、他の人が見に来たとう情報をゲットし、
即オーダーをいれました。
オーダーを入れる=オファーレターを先方に出すこなのですが、
基本的にはこれを早く入れた方に優先権があるそうです。
でも、香港は日本のマンションなどとはちょっとちがって、
同じ建物を1人のオーナーや、1つの会社が管理しているのではなく、
極端なことを言うと1部屋1部屋にオーナーがいるので、
すべてが気まぐれらしいです。なので、先にオーダーを入れても
他で引き合いがあれば、金額をつりあげてくるってところもある。
同じ建物でもきれいな部屋もあれば、掃除すらしないで引き渡されることもある
といった具合なのです
こんな感じで気まぐれ香港。すこしは肌で感じ始めました
しかも、いろんな交渉の結果、ネットで検索をしたときよりも
$40000≒¥6万(月額)くらい安くなりました。
これが100万の家賃の部屋なら分かりますが、20万~30万の
部屋でも交渉次第で、5万前後は金額が変わるのです。。。恐ろしい。
それだけもともと高くだしてるんだろうという考え方もあるかもしれませんが、
やっぱりオーナーさんの気まぐれで金額が決まることが多いんですって。
香港到着☆
遂に来ちゃいましたよ、香港。
なんかあまり空気はきれいそうではないけれど、
土地の面積は狭いのにスケールはとっても大きい気がします。
到着してから、まずしなくちゃいけないこと。
それは移民の申請をして、IDカードを手に入れなくては
ならないのです。
香港では、満11歳以上であればIDカードの携帯が
必要なんだって。
インターネット予約と電話予約ができるんだけど、
インターネットも2週間以降までいっぱいだし、
電話も北京語と広東語と英語の早口テープが流れ続けるので、
挫折をして、WanChaiのOfficeに直接行ってみました。
そしたら、
「今日は定数に達しましたので締め切りです」と言っている係員がいるし、
並んでいる人は整理番号と受付時間が書いてある紙を持っているし、
つまりは、その整理番号の券をもらうために朝からならばなくちゃいけない
ということで、出直しです。。
次の日、どうにか整理券はゲットできたものの、
朝から中国人とフィリピン人の長蛇の列が、、
移民が増えているのね。
すんなりはいかない香港生活のスタートです(^_^;)