おはようございます!笑実です。
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前回のネコちゃんのお話の続きです。
ご相談を下さった方のご実家のネコちゃん。
ネコちゃんをかわいがっているご実家のお母さんが病気で
入院することになりました。
お母さんが入院中、家族みんなでネコちゃんを見守りました。
前回のお話であった、おうちの車に轢かれてしまったのは
実はお母さんが入院をされる前日の出来事でした。
傷ついたボロボロの身体でネコちゃんは大好きなお母さんの
帰りを痛みに耐えながら待ち続けました。
お父さんもお兄さんも「お母さんが帰ってくるまで、がんばれ!」と
声をかけ続けたそうです。
そしてお母さんの退院後、お母さんはネコちゃんのことで
気になることがありました。
それは、お母さんが戻られてからネコちゃんはお母さんの顔を
じーっと何かを訴えるように見つめることが多くあるんだそうです。
何か言いたいことがあるのか・・・
そうです。
ネコちゃんはお母さんに一生懸命語りかけていました。
それは、病み上がりのお母さんに
「ぼくが おかあさんに なにかしてあげられることは ない?・・・
てつだって あげられることは ない?」
そう言いながらネコちゃんはお母さんに何をしてあげれば
お母さんの体が楽になるのかを一生懸命考えています。
もし、お母さんの体に痛みがあるのなら、それを代わってあげたい、
とも思っています。
ネコちゃん自分だって体が辛いのに・・・
それともう一つ、お母さんに伝えたいことが・・
それは
「ぼくは おかあさんがどんなときも ずっと そばにいるからね」
切ない話ですがこれはネコちゃんはお母さんの体に万が一のことが
あった時のことを言っているようでした。
お母さんがもし天国にいくときは、ぼくも側にいるよ・・
そういうニュアンスでした。
実はネコちゃん今回の事故で病院へ運ばれた時、病気を
発症していることがわかりました。
獣医さんは、あと数年・・・と、おっしゃったそうです。
ネコちゃんは現在4,5歳。
ネコちゃん自身、自分の体のことをよくわかっています。
それで、お母さんにこういう気持ちを伝えたようです。
このネコちゃんはお父さん、お母さんご家族に対して
とても深い恩を感じていました。
よく野良ネコさんが保護してくれたことに感謝の気持ちを
持っている事があります。
この子はもう少し違った気持ちを持っていました。
ネコちゃんの気持ちの支えにご両親がなってくれていた、
それによって救われた・・・
一言で言ってしまえば助けられた、と言う言葉なんですが、
その言葉よりもっともっと深い何かを感じました。
そして、その何か・・・がわかりました。
実はこのネコちゃん東日本大震災を経験していたんです。
ご実家は福島でした。
おうちの屋根は無くなってしまい、放射線量も高かったそうです。
でも、それでもご両親、ご家族は避難はせずあえて
そこのおうちに残ったそうです。
それは、ネコちゃんのために。
おうちには他のネコちゃんたちもやって来るそうです。
お腹を空かせた子たちが。
ネコちゃんは当時何度も来る余震の恐怖を感じていました。
でも、そんな時必ずお母さんやお父さんが一緒にいてくれました。
緊迫した状況の中、常に自分を守ってくれようとした
お父さん、お母さんに深い恩を感じていました。
その時の気持ちが今の想いに繋がっています。
自分の体の状態は良くないのに、家族のみんなのことを想っています。
小さい体で精一杯生きています。
動物たちは純粋です。
そして、深いです・・・
今週もお疲れ様でした。
楽しい週末をお過ごしくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。