わたしは

「普通」

 

って言葉がとても苦手

 

 

普通こうだよね〜

 

そう思うのって当たり前じゃない?

 

 

 

そんな中で

わたしは生きてきた

 

 

主に

母親の言葉

 

 

 

 

幼いながらに

 

どうやったら

お母さんが喜んでくれるのか

 

 

お母さんの思うようにならないと

 

 

「あんたはおかしい」

「普通こうするものでしょ?何でできないの?」

「普通お母さんはいつもこうしてるな〜って思わない!?」

 

 

 



・・・

 

 

 

あーーー苦しいぜーーー

 

 

 

 

そして

いい子になろうと勉強を頑張り

優等生ゆかりが誕生しても

 

「勉強ばっかできたって

人としての常識がなきゃ何も意味もない」

 

と言われる始末。

 

 

わたしは何をしてもダメなのか。

 

 

そう思ったことめっちゃあったな。

 

 

 

 

 

でもさ

その頃ってさ

 

親がすべてだったのよ

 

 

親の考えがすべて正しいのだと思っていたし

 

 

 

んで

 

その完璧だと思い込んだ

親ような考えになれない

私を否定し続けて

 

 

 

結果自己肯定感のひく〜〜い

わたしが完成した

 

 

 

 

自分の意見も言えなくなり

そうして

私の中にも

 

 

「普通こうでしょ」

「何で普通のことがわからないの?」

 

 

などと

言うようになってた

 

 

 

 

 

 

誰かの当たり前が

自分の当たり前だと思い込んで

生きている人って

 

 

きっとこの世の中にたくさんいると思う。

 

 

 

 

 

自分はその「普通」や「当たり前」に

納まるような器じゃないと知りながらも

 

 

他人の理想になろうと

必死にがんばって

 

 

 

 

 

「だって、あなたがそう言ったんじゃない」

 

「わたしはこの【普通】しか知らない」

 

 

 

 

いつしかそうやって

自分じゃない何者かに

自分の軸を委ねたがために

 

人のせいにして生きる

 

不平不満が生まれる

 

 

文句を言う

 

 

 

 

だって知らなかったんだから

わたしは悪くない

 

 

と。

 

 

 

 

 

 

私の話でもあり

 

私の母の話でもあった。

 

 

 

 

そうか

こうやって

受け継がれてきてしまったのだ

 

 

 

 

わたしはこの世界しか知らない

 

 

 

 

そう母が言っていて

 

必死に祖母の呪縛から抜けようと

母も踠いていたことを知った

 

 

 

 

でもね。

 

 

 

母の年齢からだって

 

方向を切り返すことはできるんだ

 

 

 

「もうその世界から抜け出す」

 

 

そう決めるだけで

変わるのだから。

 

 

 

 

断ち切らなきゃ

 

 

 

新しい価値観や

概念を受け入れていこうよ

 

 

 

 

わたしは

夫に対する見方が変わったとき

 

 

我が家で当たり前だった世界が

反転して

 

どこにも

「普通」や「当たり前」は存在しないのだと思った

 

 

夫の世界があることを受け入れたから

 

「これが夫にとっての普通なんだよ」

 

 

そう話したら

 

 

母が

 

「あんたは、えらいね」

 

と一言。

 

 

 

みんな

抜け出し方を知らなかっただけなんだと思った

 

 

可哀想とは思わない。

 

かと言って

 

あなたの責任だよ

 

とも思わない

 

 

 

気づかなかった

自分を責めるのではなく

 

 

気づけたのだから

それが今気づくタイミングだっただけ

 

 

「わたしにとっての普通」があるように

他人にも、それこそ家族にも、誰にでも

 

その人にとっての「普通」があるのだ

 

 

 

普通ってなんなんだろうね

 

 

 

 

わたしは

何か違う世界に出会える

 

そう思ったから

飛び出した

 

 

接客をして

いろんな人と関わって



人の光も闇も知って

 

人を通してたくさんのことを

経験させてもらって

 

 

だからこそ

 

みんな違って

みんな素晴らしいと思えたし

 

 

こんなに人の心に興味を持てたのだと思う

 

 

 

だから

自分だけの物差しで物事を見ない

 

そういうことをするんだなと

 

 

だから

自分自身が

 

幼少期からずっと

苦しむ経験をしてきたんだと

 

そう捉えるようになった

 

 

 

 

誰かのせいにしたり

人に不満をぶつけたり

そういう人はさ

 

味方がほしいだけなんだよね

自分を肯定して欲しいだけなのね

 

 

否定されてきた気持ちが大きいから

 

 

 

悪いんじゃないよ

 

 

でも

いつまでも

文句ばっかたれてたら

 

シワばっかふえちゃうし

 

 

 

笑って泣いて

豪快に感情出して

 

ケロットして

 

 

苦しいことも

 

うける〜〜!!

 

みたいに

笑えるくらいに

あっけらかんと生きていけたら

 

 

楽しいんじゃない?

 



 

 

 

だからね。

 

 

 

誰かの価値観の中で生きるのはやめようよ

 

 

私の人生を生きようよ

 

 

 

もういい加減さ

 

その

「でも〜」「だって〜」ゲームから抜けない?

 

飽きたでしょ?笑

 

 

 

 

わたしは飽きたので

もっと違う世界に飛び出したくて

 

出ていった

 

 

あなたも

出れるよ

 

 

そこから出ようって

思ったらね

 

 

 

 

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今日も生命にありがとうございます

愛を込めて

 

産霊士

神原友香里