世界第2位の富豪バフェット氏が、日本円で約4兆3千億円の寄付でビルゲイツ財団の資産は約7兆円になった。
政府が税金を有効に使っていないことを誰しもがよく知っている。(非常に悲しく、情けないことだが、、)
自分のお金を寄付するとなると、その使い道に対して真剣に考える。
政府の福祉政策などがない途上国の農村などでは、親戚や集落単位で自発的な相互扶助システムが形成される。政府に頼らず、所得再配分や弱者保護を実現するシステムが存在する。
ゲイツ財団は途上国の医療水準向上を寄付の目的の1つにしている。自発的な行為なら国境を越えて、最も必要だと寄付者が自身が考える目的に資金が使われる。
弱者救済を政府に任せれば、結局は増税になるだけである。
真に自由な市場経済は、市場の失敗とされる多様な問題へも対応する力を持っている。
    (2006/8/29日経新聞21面「大機小機」より)
コメント)
素敵な記事である。1人でも多くの人が弱者に暖かい思いやりを持っていただけることを切に願います。品格のある人に、、