関西医科大学付属滝井病院(大阪府守口市)、京都大学医学部付属病院でのボランティアの取り組みを、5月16日付日経新聞夕刊11面「夕悠関西」で取り上げられている。
関西医大病院では、患者さんに院内の案内をされている井上英子さん(55)を取り上げられている。井上さん自身も同病院にリウマチを患う患者として通院されておられ、「何となく不便」を感じられていた折り、ボランティア募集を知り、「患者の視点で何か手伝えるのでは、、」と応募されたのがきっかけである。
多い日には20人以上を案内されるが、「色々な病気、色々な人がおられ、対応が難しい。」と御感想。でも1ヶ月休まれると、患者さんから、「もう辞めたのかと思った。」という声も、、患者さんから頼られるだけでなく、得意の手話を生かし、社員さんにも教えておられる。

京大病院では、小児科ボランティア。入院する子供たちに本を届けたり、科学実験の時間を設けたりと、遊びや学びの時間を提供している。運動資金はカンパでまかなわれていて、1995年より支えられてきたと、、
また病院に提案もされ、病棟に図書館が誕生。そこにもボランティアが御活躍。

医師や看護師と比べ、日が当たらない立場ではあるが、退院の際、「お世話になりました」「ありがとうございました」と伝える患者は着実に増えていると、、