老後まで好きなことを楽しみながら
3000万円の退職金を貯めることを目指す
節約なしの「しあわせ」資産の作り方FPの宮本です。
今日は「1回あたりの使用単価」という考え方について
お話ししていきます。
2019年10月から消費税が上がりますね。
・消費税10%になるから新しく車を買い換えよう
・家をリフォームしよう
・以前から欲しかったブランドバックを買おう
と思っている方もいると思います。
が、ちょっと待ってください!!
増税前は駆け込み需要が大きくなる時期ですが
今日お話しする「1回あたりの使用価値」の考え方を知ってから
その買い物が必要かどうか考えてみてください。
それではいきますね。
まず
(1回あたりの使用価値)=(購入金額)÷(使用回数)
で表すことができます。
わかりやすいように五百万円の車を購入しようとしている
Aさんの例でお話しします
Aさんは消費税が10%になる前に
五百万円の高級車を買おうと
考えています。
自分へのご褒美ってやつです。
言い訳としては、「
今は消費税8%なので40万円だが
10月以降に買ったら
10%の50万円も消費税を
払わなければいけなくなるから」です。
Aさんはサラリーマンなので車は
土日と仕事が休みの
祝日しか乗りません。
なので年間52週あるので
52週×2日=104日が
車をしようする日です。
そして祝日を24日含めると
年間128日車を使用します。
Aさんはこの車を10年間は乗りたいと
考えています。
ここで簡略化するためにガソリン代や車検代
修理費用などは考えないとします
するとこの車の1回あたりの使用価値は
1回あたり500万円÷128日÷10年
=3906.25円です
このままでは1回あたりの使用単価が
高いのか安いのかわからないので
これをマイホームと比べてみます。
Aさんはそろそろマイホームが欲しいと
思っておりいい物件を
5000万で発見しました。
マイホームは365日使用します。
旅行に行っている時でも家にはいろんなものを収納
したりできるので365日として考えます。
そしてこの家を35年ローンで購入することにしました。
今回も簡略化するために固定資産税や修繕費用などは
考えないこととします
すると
1回あたりの使用価値
5000万円÷365日÷35年
=3913.89円
500万円の車の一回あたりの使用価値と
マイホームの1回あたりの使用価値は
約3900円でした。
そして仕事でもっと効率用働きたいと思って
IPHONEを買おうとAさんは考えていたとします。
IPHONEは仕事以外でもプライベートでも
使おうと考えています。
スマホはだいたい3年くらい持てばいい方なので
1回あたりの使用価値=13万円÷365日÷3年
=118.72円
ここまで車・マイホーム・スマホと3つ見てきましたが
1回あたりの使用価値でダントツにお得なのはスマホ
ですね。
IPHONEのバッテリーが壊れだいたい2から3年で
買い換えていますがその度に「IPHONE高いな」って
思いながら買っていました。
しかしこの1回あたりの使用価値の考え方を学んでから
スマホへの投資はコスパがだいぶいい投資であることがわかり
今では購入するときに高いとは思わなくなりました。
その代わり、自動車の買い替えなどはものすごく
抵抗が出て未だ買い換えないで同じ車を乗っています。
ここで注意していただきたいのは、
車やマイホームを買ってはいけないということを
言っているわけではありません。
ただ車というのはとても贅沢なものということを
認識しておく必要があるということです。
今回は1回あたりの使用価値を1日単位で
割り算して求めましたが、
より正確に使用価値を求めるには
1時間あたりの使用価値を考えると
マイホームよりも車がいかに贅沢品であるか
がわかります。
(マイホームは一日中しようしますが
車は1日中乗ることはほとんどありません)
ということで、増税前に何か新しいものを
買おうとしている方や買い換えを検討している方、
この1回あたりの使用価値を計算してみると
自分の買おうとしているものが
すごい贅沢品なのか、
それとも賢い買い物なのか
数値化できます。
私自身も5年ごとに車を変えることが
普通だと思っていましたが
これを計算してからなかなか買い換えが
できなくなってしまいました![]()
増税前の買い物の前に
「一回あたりの使用価値」を
計算してみるとより満足度の高い
買い物ができるのではないでしょうか。


