自分の気持ちを表現したり、

相手の気持ちを表現したり、

 

そういったことが苦手な子なので

ちょっとやそっとでは驚かないのですが、

 

先日、ショックだったやりとりがありました。

 

 

いつものように、責任転嫁が続き

 

「死ね!!」

 

と言われましたおーっ!

 

おそらく、お笑い芸人とかよく言ってるし、

そういう軽い気持ちで使ったんだと思います。

 

本当にそんなこと思ってないのは知っています。

 

まあ、私的にはこの言葉はアウトなのですが・・・

 

 

 

「あんた、もし私がこの後車にひかれて本当に死んじゃったら、

 

最後に死ね!と言ったことで後で後悔しないの?」

 

と言いましたら、

 

 

 

「死ねって言われたことで本当に死ぬわけないじゃん

 

ばかじゃん!?」

 

 

って・・・

 

いや・・・

現実的にあり得るかないかという事じゃなくて、

 

でもまあ、なくはないぞ!

 

 

「わかんないよ、今買い物に出かけて事故に遭うかもしれないよ。

 

そんなとき、自分の言った言葉について後悔しないの?」

 

って言いましたら、

 

 

「俺が言ったこと関係ないじゃん!

 

勝手に事故に遭った奴が悪い!」

 

 

 

・・・まあ、

 

直接関係ないと言えば関係ないですが、

 

そういう因果関係じゃなくて、

 

 

心理的な問題だよ。

 

 

最後に言った言葉が「死ね!」だったこと。

 

そして、本当に死んでしまったこと。

 

 

 

普通はなんとも言えない後悔の念がわきますよね。

 

 

「何であんなことを言ってしまったんだろう・・・」

 

 

私だったら、

「私があんなこと言ったから本当に死んでしまった・・・」

 

って一生後悔の念に押しつぶされながら生きていくと思います。

 

例え因果関係はなくても。

 

 

でも、息子にはそんな考えは全く思い浮かばない様子。

 

 

 

人間、いつ何があるか分からないから、

 

けんかしたままどちらかが出かけたり、

 

人を傷つけたままでいたり、

 

私はそういうのがとても嫌です。

 

 

もし、何かあったら

 

ずっと後悔すると思うから。

 

 

だからどんなに嫌なことがあっても、

子供達が学校に行くときは

必ず

 

「いってらっしゃーい!気をつけてね!」

 

と言います。

 

どんなに腹が立っていても。

 

 

 

なんだろ、

私が気にしすぎなんだろうか?

 

 

 

ちなみに、この後いじめについても説明してみたんですが、

 

「もしいじめられていた子が”死ね!”って言われて自殺したらどう思う?」

 

 

と聞きましたら。

 

 

「おれはいじめはしない。」

 

 

で終了でした・・・

 

 

 

 

・・・いじめはしないんですか。

 

それは良かったです(-_-)

 

 

 

 

 

 

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明けましておめでとうございます。

 

つい先日本格的にアスペルガー対策を始めたマナです。

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

ところで、年始早々

13歳の息子の本格的な反抗期が始まりました。

 

 

 

息子に対して、生まれたときからの万年反抗期

と思っていたため、

 

もしかしたら、思春期の大きな反抗期はないのではないか?

なんて期待していましたが

 

そんな都合のいいことはありませんでした。

 

 

 

もうほんとにムカつきますよ!

 

無視、無視、無視

 

永遠の無視!

 

やるべき事をやらない。

 

妹や私に対する嫌がらせ。

 

約束を守らない。

 

 

一番腹立つのは

 

 

責任転嫁!

 

 

 

これら悪事のオンパレードを

 

悪気なく

 

罪悪感なく

 

気分次第で

 

繰り広げているような感じです。

 

 

 

前から分かっていましたが、

普通なら悪事をはたらいて人を傷つけた後、

 

「あ、やり過ぎたな。気まずいな・・・」

 

なんて感情になって

罪悪感を感じるような場面でも、

 

彼の場合、不思議な思考回路で責任転嫁をし、

それがまるで真実かのように思い込み、

 

なぜ相手が悪いのに俺が怒られるんだ!?

 

理不尽だ!

 

という思考になってしまう様子。

 

 

いわゆる思い込みで、自己洗脳?

記憶すら都合のいいように操作出来るようです。

 

 

ある意味すごい能力で自分を守っている?というか

そうでもしなければこの世の終わりとでも思っているのかのよう。

 

 

とにかく、

こうなっている息子を説得しよう

 

思考を正そう

 

なんて考えるのは無意味だと悟りました。

 

 

だって、能力がないんだから。

 

 

ただ、悪事を野放しにするのは親として無責任だろう。

 

妹に対しても害が及ぶだろう。

 

 

と言うわけで、

どこかで読んだ対策をしています。

 

これはかれこれ1〜2年やっている対策です。

 

 

余計なことは言わず

娯楽を取り上げる。

 

 

うちの場合、息子の大好きなゲームを取り上げる。

 

そして、1日ゲームは禁止

 

 

 

まあ罰と言えば罰なのですが、

体罰や、

息子にとって必要なことをしてあげないとかではなくて、

 

ただ、息子の娯楽を一時的に取り上げています。

 

 

 

理解出来ないのは分かった。

 

でも、実は始めは悪いことだと分かっている。

 

そこを突っ込まれると困るから

自己暗示がかかって、いつの間にか責任転嫁が始まる。

 

(不思議なことに、学校ではそこまで思考が進まず我慢が出来ている様子。

家では無意識に、このプロセスが進行するようです。)

 

 

本気で相手が悪いと思っているから

頭を取り替えない限り分からせるのは無理みたい。

 

 

だから、その場ですぐに

 

「ママは、今あなたにこう言われて嫌な気持ちになった。」

 

「あなたのこの行動は危険だから許すことは出来ない。」

 

「自分は悪くないと思っていても、やっては行けない行動です。

 

周りが迷惑です。」

 

「これから同じ間違いを起こさないように、今後気をつけて。

 

理解出来なくても、経験から学んでね。」

 

 

そんな感じで、どうしてゲームが禁止なのか手短に伝えます。

 

もちろん、その後非難囂々です。

 

 

「なんでだよぉ!」

 

「俺何もやってないじゃん!」

 

 

何でって、今説明したし・・・

 

それを分からせようといつまでも対応していると

相手のペースに引き込まれるので

それ以上言いません。

 

 

以前はなんとか分からせなければ!

と頑張って対応していて泥沼にはまっていました。

お互い疲れるだけ。

 

本当に無意味でした。

 

 

 

その後しばらく嫌がらせが続きます。

 

 

うちの場合、例えば家中の電気を付ける

 

トイレも、物置も几帳面に付けに行きます。

 

ここでもこだわり満載です。

 

ご苦労様です。

 

 

私、無言で消します。

 

 

私の大事な物をゴミ箱に捨てられます。

 

 

私、無言で拾います。

 

もしくは気づかないふりしてそのまま拾いません。

 

 

 

それでストレス発散してるんだね。

でも無駄なことしているね。

 

 

母さんは大して気にしてません。

 

だから無駄です!

 

(本当は怒り心頭ですが…)

 

って言う感じで、後は普通に接します。

 

 

そうすると、攻撃は諦めるようです。

 

 

 

私は人間出来てないんで、しばらく怒り奮闘ですが、

それを見せずに普通にご飯作ったり、

無視されようが話しかけたり、

 

とにかく普通の対応を心がけています。

 

 

とにかく、こっちが感情的になったら負けだ!

 

と自分に言い聞かせています。

 

 

そして、翌日はしれっとゲームを元の場所に戻します。

前日の怒りを持ち越さないように…と努力して

(本当はかなり持ち越してますが…)

 

 

こんな感じでなんとかやってきましたが、

 

これがいつまで通用するかわかりません。

 

以前は、そうやってゲームを隠された後、

さりげなくお手伝いをして機嫌を取ってくることもありました。

 

最近はほとんどありません。

怒りがいつまでも続いている様子。

 

 

これが思春期なのか。

 

しつこい奴だ。

 

 

とにかく反省を求めるのは辞めました。

 

無理矢理謝らせても意味がないと分かっています。

 

 

経験から学んでくれ。

 

悪いと思っていなくても、

それは人として悪いことで、

やってはいけないことだ。

 

 

経験から回避出来るようにしてくれ。

 

 

うちの場合、

外では早めにストッパーがかかるみたい。

 

優秀じゃないか!!

 

 

家ではストッパーを外しているだけ。

 

 

母さんはまだいいよ。

あんたのこと分かってるからね。

 

産んで育てた責任があるからね。

 

 

だけど、あんた、結婚したらどうするつもり?

 

奥さんに対してもストッパーを外しちゃうの?

 

 

母さんに対してストッパーを外しているうちは

あんた結婚したらダメだよ。

 

 

絶対奥さんは私のように苦しむから。

 

 

だから、今一緒にいるうちに訓練だよ。

 

頭では理解出来なくても

 

経験で訓練だよ。

 

 

理解しろとはいわないよ。

 

 

そういうもんなんだって

経験で学べば

社会に出たあと、少しは対応出来るようになるよ。

 

多分・・・

 

 

 

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息子は38週で生まれたのにいわゆる未熟児でした。

 

体重が2000gちょっとしかなかったのです。

でも、それ以外は何も問題ないと言うことと、

母乳はよく飲むので普通に退院しました。

 

始めの1週間はよく寝ていました。

 

でも、そこからは

 

なんというか

 

いつも泣いていたと言う思い出ばかりです。

 

泣き止ますためにはスリングに入れてずっと揺れていなければならない。

それも結構激しく。

 

今思うと、あんなに揺らして大丈夫だったの?

とすら思いますが、

そうでもしないと泣き止まずに血管でも切れてしまうんじゃないかと心配になるほどでした。

夜泣きも激しかったです。

 

真冬の雪の中

外に連れ出してやっと泣き止んだり。

 

とにかくかんしゃく持ちでした。

 

 

7ヶ月の頃から保育園に入りましたが、

運動系の発達が遅いようで

10ヶ月の頃にもまだずりばいで

歩き出したのは1歳4ヶ月と一番遅く、

 

食は本当に細くて、偏食。

 

言葉の後れは特になかったけど、

あまり目を合わさないところがあったかも。

 

物を並べるのが好きで、

それはもう几帳面にミニカーを並べていました。

 

とにかくずっとかんしゃく持ちで

こだわりが強い子でした。

 

 

何かおかしいと思い

かかりつけの小児科で自閉症などがあるのではないか?と何度か聞いたことがあるのですが、

医師から見るとその傾向はないと。

 

「親には甘えているだけでしょう。」と。

 

 

そう、このように言われ続けて13年。

 

 

家と学校で使い分けているのだから

家では甘えているだけでしょう。

 

学校では特に問題なくやっているんだから

 

「お母さん、心配のしすぎですよ。」

 

と。

 

 

夫に相談するも

 

 

「俺は言霊って信じているんだ。

親がそんなこと言っていたら、それが本当になってしまうかもしれないから

俺はそんなこと言いたくない。」

 

 

当時、絶賛モラハラ中だった夫に聞いたのがまずかった。

 

「そんなことを言うなんて、それでも母親か!?」

 

「お前の愛情が足りないのでは?」

 

「お前の言い方が悪いだけだろう?」

 

 

逆に私が責められる始末。

 

 

 

誰に聞いても否定され。

 

でも、私の不安や違和感は消えることはなく

 

家族にも否定されるどころか責められていました。

 

 

 

当時は息子のことより

夫のモラハラで苦しんでいたので

子供の違和感の方が小さな問題でした。

 

 

夫は息子がちゃんと返事をしない

 

ちゃんと空気を読んだ態度を取らない

 

そんなことでたまにぶち切れて頭を叩いたり。

 

もちろんそこは私は抵抗しましたが、

 

「男なんてみんなこんなもんだ!」

 

「俺だって親父や先生によくはたかれた!」

 

これは愛情だ!

という感じでしたね。

たしかに軽くはたくと言うくらいでしたが、

 

叩くという選択肢のなかった私には

やっぱり受け入れられなかった・・・

 

 

話はそれますが、

なぜそんなモラハラ夫と離婚しなかったのか?

 

それは、言葉で言うのは難しいのですが、

 

・夫の方が私よりも遙かに子煩悩で

 子守も上手、子守大好き(たまに切れるけど)

 子供もパパと遊ぶのが大好きだったこと

 

・私のプライベートや生活費などの制限が全くなく

 私はかなり自由に出来たこと

 

・基本的には妻思いで家族思いだったこと。

 

一般的なモラハラとはだいぶ違うタイプだったのです。

 

ただ、自分の思い通りにならないとたまに切れてしまう。

一度切れてしまうと、相手のことを(主に私のみ)これでもか〜!

というくらいに暴言で痛めつける。

 

これだけだったらただの短気では?

と思うかもしれませんが、

それ以外にも色々モラハラの特徴を持つ夫でした。

 

 

当時はモラハラという言葉も知らずに、

ただただ、こんなに家族思いな夫に恵まれているのに

うまくいかないのは私の性だと自分を責めていたため

夫に問題があるとは思っていなかったのです。

 

 

今思えば、夫も何かの障害があるのだと思います。

 

 

ただ、これは3年ほどの戦いで

今ではだいぶ落ち着いています。

 

モラハラは治らないと言いますが、

確かに直っていませんが、

離婚したくない夫がかなり自分なりに調べたり、

感情を抑えるようにしているので

被害は格段に減っています。

 

私的には離婚はしようと思えば出来るので、

それを切り札にして夫のモラハラを押さえ込んでいます。

 

 

 

そして、一番の障害がなくなったら、

 

息子の問題が大きくのしかかってきたという感じです・・・

 

 

 

でも、私が子育てが苦手なのは事実です。

 

それは親がネグレクトだったので、

遊んでもらった記憶がないからだと思います。

 

そんな負い目もあって、

今でも自信を持って

 

「愛情いっぱいで育てました!」

 

と言えません。

 

愛情不足ではないのか?

といわれても反論出来ません。

 

 

だから、私も何かの障害があるのだろうと思っています。

 

 

 

何というか、

何も障害のない人間なんているんだろうか?

とすら思ってしまうこの頃です

 

 

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