この春、小麦アレルギー児Ryoは中学生になりました!

今回は中学校生活についてお話しします。

 

<入学前の流れ>
1月。入学に関する資料が配布されました。
その中に“中学校における「学校給食」について”という資料がありました。
2月。学校説明会で、この資料を提出しました。
そのときに養護の先生がいらして、アレルギーがある方は・・・と
簡単なお話があり、後日一度詳細をお話しましょうとのことでした。
4月。待っていても中学校側から連絡はなし。
入学式の2日前にこちらから電話すると、連絡せずすいません、
明日面談しましょう!と言われました。
 

<入学時面談(入学式前日)>
・出席者は、担任・養護教諭・学年主任・私の4人。
・担任・養護教諭から小学校から情報が引き継ぎされています、と説明がありました。

・私から、現状の減感作療法の内容、小学校生活で実施していたことをお話ししました。

 

・小学校と中学校で同じ対応ができることについて。(★はこちらから依頼した対応)
①希望者には翌月の詳細献立表(アレルゲン記載)、加工食品詳細が来ます。
②食べられないものは代替えをお弁当で持たせる。
③★もりつけ表も①と一緒にもらえることになり○×を書いて担任に提出。
④★パン食は通年停止。副食すべてを停止する日はその日の副食代金は返金。
⑤★給食当番はできるものだけやる(当面は牛乳配り)
⑥★掃除はできるだけ教室の床ぞうきんがけを避ける(教室以外に配置可能)
 

・小学校と中学校の違いについて。
①1時間ごとに先生が替わり、担任がずっといるわけではない
→調子が悪くても担任が継続的に観察ができない。

   調子が悪くなったらどの先生にでもいいので必ず自分から報告することを

   本人に言い聞かせてくださいとの指示でした。
②給食準備時間に担任がいない
→“いただきます”をするときには担任(または他の教諭)が来てからになるが、

   配膳は4限が終わったら子供たちが自分で準備をする。先生が取り分けることはできない。
→2つの案を提案していただきました。
(案1)職員室に行って先生用の配膳台で確認してもらいながら取り分ける

(案2)教室で自分でとりわけ、先生が来てからチェックしてもらう
→うちの子は(案2)を選びました。小心者なので職員室まで取りに行くという

   行為ははずかしくてできない!とのことでした。
③学校が広い
→敷地が広く、たとえば体育で運動場に出たらエピペンや頓服を取りに教室(1年生は4階)
   に戻るには時間がかかりすぎる。
④養護教諭が保健室にいつもいるとは限らない
→生徒数が多いためなんだかんだ常に出歩くことが多い。
→エピペンと頓服の保管は学生カバンと、職員室(必ず誰かがいる)の2カ所にする。
⑤部活中にお菓子を配ったりしていることがある。
→その場で食べるわけではないにしろ、旅行のおみやげと題して配ったりすることがある。
⑥遠足のおやつ
→今までは交換ありで、みんな楽しそうにしていた。

  今年はコロナのため交換はなしにしようと検討していたところであるとのこと。
 

彼に最善な対策をと、いろいろ対応策を考えてくれた先生方には本当に感謝でした。

“中学校だから何でも本人任せに”ではなく、“中学校でも学校側ができることはやる”です!

と言っていただけました。

ただし中学生なので“自分で考えてやる”という行動も指導していきますということでした。
 

<入学後のRyoの反応>

小学校では最初からお弁当でしたが、それを当たり前としてくれていた周りの子供たちは、

ずるいという反応はまったくなく、お弁当でみんなより大きなデザートが入っていたら、

いいなぁと言われても見せびらかして自慢してあげた!というほど良好な関係でした。

中学校に入ってRyoのクラスで同じ小学校だった子(事情を知る子)は5人ほど。

担任の先生から事前にRyoに食物アレルギーがあることはみんなに伝えられていたけど、

給食係の当番を決めたとき、Ryoが最初に牛乳配りにと決まったときに、

「簡単なやつでずるい」と言って不機嫌そうにどこかへ行ってしまった子がいるということ。

コンタミ対応のため、配膳台に一番最初に取りに行くことになったことを「ずるい」と言って

いた子がいるということを後になってRyoから聞きました。

Ryoくんがお弁当を少し隠すようにして食べていた。すいません、もっとフォローしていきたい

と思います、と担任の先生から言われたときはとても辛かったです。

アレルギーであること、お弁当を持って行くことは恥ずかしいことではない、あたりまえのこと

ないんだよ、いつもそう伝えていたつもりだったけど、環境が変わり、全員が味方ではないと

思える状況ではRyoもいつも通りというわけにはいかなかったようです。

みんなが慣れて仲良くなればもちろん小学校のときのように良好な関係を築くことができると

思います。でも世の中にはたくさんの人がいて、みんながみんな自分を理解してくれる味方になる訳でもない、考え方が違う人や批判してくる人もいることは事実なんだよ、という話もしたりしています。親子共に成長していかないといけない、今日この頃です。