ベルリンの壁は、何というか、ただとにかく壁だった。
そして、平和なエネルギーに満ち溢れているように思えた。
なぜなら、それが旅路の最後の方だったから。
エネルギーブロックの多くが解放されつつあり、それによって私たちのベルリンの見え方も変わりつつあった。
その一つの象徴としての、平和に満ち溢れているように思えるベルリンの壁。
そしてそこには、私の訳御霊とも呼べる現パートナーの姿があった。
彼は壁に寄りかかるようにして立っている。
そして、その前に花束を置くようにとガイドの言葉に従い、私はそこに黄色い花束を置いた。
黄色は当時の私の好きだった花の色。
そして、二人の約束の象徴でもあったという。
そこに立つ過去世の彼は、衛兵のような制服を着ていて帽子をかぶっていた。
そして、何やら苦しげに見えた。
誰かを待っているようにも見え、同時に少し怒って拗ねているようにも見えた。
「彼がなぜここにいるのかわかるか」
ガイドは私に聞いた。
「壁を乗り越えようとしたの?」
私の言葉にガイドは答えなかったが、一つの映像を送ってきた。
ある夜、決意をして壁を乗り越えようとしがみつき、そして見張り番に打たれる彼の姿が見えた。
そしてそれは、私自身の体験でもあるという。
なぜなら、同じ魂が別々の姿で体験をしたとしても、記憶の貯蔵庫にある記憶は共有されるものだから。
私自身が超えられない壁、越えようとしない壁は、ここベルリンの過去世に起因するものでもあったらしいです。
そのほかにもたくさん情報が来たのですが、とてもプライベートなことなので割愛します。
そしてひとしきり解除セッションを終えて振り返ると、壁を乗り越えようとして亡くなった人たちの姿があった。
写真と共に、生まれた日と亡くなった日、そして名前が彫ってある。
それを見た瞬間、涙がこみ上げてきた。
自分の体験を思い出したからというわけではなく、ただ理由もわからず泣けた。
しかし、ゆっくりしている暇はなかった。
私たちには残された時間が少なくて、すぐこの場所を出なくてはならなかった。
まだ次の場所で外すべき、大きなブロックがあったから。
「この続きはマチュピチュで」
とガイドは言った。
実際、ドイツでの体験とマチュピチュでの体験は、時代こそ大きく隔たってはいるが、エネルギー作用的には大きく関係しているようです。
この続きの話はまた、マチュピチュ旅行記を書きながら書いていこうと思います。
この日、私たちはベルリンの壁を経て、空襲で壊された姿のまま建っている「カイザーヴィルヘルム教会」に行き、そこでタイムアウト。
そのまま帰途についた。
帰りの飛行機の中では、一人疲れてコンコンと眠りながらたくさんの夢を見ました。
そして、ちょうど帰国して一ヶ月ほど経つ今日、また様々な気づきはあり、このドイツ旅における解除セッションはまだ続行中なのだと気付く。
旅の終わりに寄せて。
掘っても掘っても終わりのないように見えた、私の大きなブロック。
それはやはり、このドイツ旅で一つの大きな終了を迎えると共に、新しい何かの始まりを表してもいるようです。
そのことをエネルギー的には感じていながら、人間の意識で噛み砕いて理解していくのはまだこれから。
だから、この旅の模様を記していくのも、いつも以上に時間がかかってしまいました。
また明日から通常のブログに戻ります。
たくさんの解除セッションのご感想も、私だけでは紹介し切れないので、スタッフの手を借りながらどんどんご紹介していこうと思います。
そちらも大きな参考になりますので、ぜひお読みくださいね。
それでは、長らくドイツ旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。
メールマガジン 『けいこ ヴァールハイト真実通信』
⇒登録はこちらから
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
『ダークサイドVSホワイトサイド~グレートセントラルサン覚醒の叫び』
販売サイトはこちら➡︎Amazon Rakutenブックス
★【DVD】二極化する地球 アセンション時代に渡り方 Vol.2
≪2019年11月17日現在のけいこ ヴァールハイトのイベント予定≫
【2019年12月10日(火)~17日(火)】
≪2019年11月17日現在のライフパスアカデミーのWS予定≫
◆けいこ ヴァールハイトによるワークショップ
準備中
◆ファシリテーターによるワークショップ