イスラエルの旅の6日目、最終日です。
 
 
 
 
私たちはオリーブ山にやってきた。
 
 
 
 
オリーブ山は、イエスが弟子たちと最後の夜を過ごし、また捕らえられる前に最後の祈りを捧げた場所。
 
 
 
 
旧約聖書では、「最後の審判の日に神が立ち、死者が蘇る場所」とされている。
 
 
 
 
そのため、墓地が作られるようになり、今では見渡す限りのお墓が。
 
 
 
 
 
オリーブ山からエルサレムを見下ろした景色。
 
 
 
 
私たちはここから「主の泣かれた教会」に行った。
 
 
 
 
ここは、イエスがオリーブ山の山頂からエルサレムを見下ろし、その滅亡を予感して涙を流したという出来事に由来する教会。
 
 
 
 
涙の形をしています。
 
 
 
 
実際に、イエスがここで処刑された37年後、エルサレムはローマ兵によって徹底的に破壊され、ユダヤ人たちはその地を追われた。
 
 
 
 
主の泣かれた教会の中からエルサレムを見下ろす。
 
 
 
 
光が綺麗でした。
 
 
 
 
そして私たちは、観光の最後の場所「万国民教会」を訪れた。
 
 
 
 
万国民教会はゲッセマネの園の隣に位置しており、別名を「苦悶の教会」という。
 
 
 
 
ここは、イエスが処刑される前夜、ペテロ、ヨハネ、ヤコブという3人の弟子を連れて来て夜通し祈った場所。
 
 
 
 
私たちの旅のエンディングを飾るにふさわしい出来事がここで起きた。
 
 
 
 
この旅をずっと護り、導いてくれていたガイドのアキさんが、こんな話をしてくれたのだ。
 
 
 
 
「イエスは最期の瞬間、このように言って息を引き取られました。
 
 
 
 
『神よ、神よ、なぜ私をお見捨てになったのですか』
 
 
 
 
もしかしたらイエスは、アブラハムがイサクを生贄として捧げようとした瞬間、助けが現れたように、直前で奇跡が起こり、死なずに済むとどこかで信じていたのではないか。




しかし、ついに神は自分を助けなかった。




もしかしたら、イエスはその瞬間、神を初めて疑ったのかもしれません。

 
 

彼も人の子として生き、そして葛藤を味わったのでしょう」

 
 
 
 
このとき、高次元の存在たちが降りて来て、メッセージを伝えさせて欲しいと私に言った。
 
 
 
 
その内容はこちらです。
 
 
 
 
「あなたたちは、なぜこの話を聞いて泣くのでしょう。




もしかしたら、ここにいる全員がそのときのイエスの哀しみ、苦しみを、涙の光として持たされているのかもしれません。




つまり、この話が、この旅の仕組みそのものだということにお気づきでしょうか。




イエスがどれだけ神に尽くし、崇め、またどれだけたくさんの人を助けたか。




イエスそのものも、神に助けられたからそこにいたかもしれない。




しかし、なぜ最後の最後で助けられなかったのか。




実際には、神は、どこにもいなかった。




実際には、神は光でしかなかったという話でしかありません。




要するに、「神」という存在を多くの人たちは知りません。





私たちのことを、とある人は神というかもしれないし、神だという言い方をして人を集めようとする人もいるかもしれない。





でも私たちは単なる宇宙意識体として、あなた方よりは次元が違うレベルにおいて、教科書的に言えば先生のような役割をしています。





しかし、私たちは神ではない。





では、私たちは何のもとにこれをするのか。





光をこの世に増やしたい。





では、一つなる者としての創造主とは何か。





いわゆる単純な光です。





すなわち、あなた方に光を降ろすことさえできれば、私たちは何をする必要もない。





しかし、人は仕組みを知りたがるし、自分達がどこに行くのかを知りたがる。





ですから私たちは、光に言葉を載せてメッセージを伝えているが、しかし神ではない。





では、神はどこにいるのか。





すべての人の心の中にいます。





すべての人に今、愛のエネルギーを送ると、たとえばあべさんはなぜ泣くのかわからないけれど、泣きます。





またみんなは、この言葉を聴きながら涙する。





しかし、これこそ愛の光です。





主はなんであるか。





愛の光そのもの。





そして、主は人を助けるわけではない。





ただ、人が人として生きるために、ただ生きとし生ける全存在をサポートするという愛のエネルギーと共に、祈りと共に、ただ主はそこにおられる。





そのことを、最後の最後にイエスは悟ったかもしれません。





「私がしていた説法はすべて間違っていた」と思ったかもしれません。





あるいは、隣人を助ける必要などないとか、右の頬を打たれたら左の頬を差し出す必要もないとか。





あるいはユダは誰なのか。





ユダという存在を輩出したのは、そもそも私の説法や、行いや、このように多くの人々を従えてきたことが間違いだったかもしれないと。





この苦悩があったとき、初めてイエスは人として生きた自分の生涯を閉じました。





すなわち、学びがそこにあった。





彼は人として生き、神の子ではなかった。





人として生きる意味合いがありました。





すなわち主は、すなわち光は、この世の創造主としての天空の光は、人が人として生きるためのサポートをするのみならず、多くの人が知るべきなのは、光はただ光です。





光は闇を消すためにあるのではなく、光はみなさんの内側の中にあります。





もっとシンプルな言い方をします。





光は、光でしかないということ。





闇を消すわけでもなく、誰かを助けるわけでもなく、またその人を崇め奉るような地位に上らせるためでもなく、お金をなくす者がないように、飢える者がないようにと慰めるためでもなく、ただ光は輝きます。





その光のたまり場に私たちは手を伸ばし、人としての生き方をすること、そこに学びがあり、そこに教科書的な教えがあります。





すなわち主であるイエス・キリストは、最後にそれを悟り、それを悟らせるために天空の光たる彼が「父」と呼んだ存在は彼を助けなかった。





すなわち、助け続け、奇跡を起こし続ければ、彼はより地位を上り詰めさせたかもしれないし、あらゆる敵方もすべて自分の味方に引き入れることもできたかもしれない。





暗闇の神はそのようなことを好むでしょうが、彼が信頼した、信奉した、父なる存在はそれをしなかった。





すなわち、イエス・キリストですら、人の子として生まれたということは、人の子としての業罪、そのパターンから逃れることはできなかった。





苦悩と共に生きながら、たとえばマグダラのマリアを愛したが、その子サラを自分の手できちんと大人になるまで育てることができない父としての哀しみがあったかもしれません。





家族の長としての苦しみがあったかもしれない。





それこそ、人が人として生きる意味合いです。





今私たちは、あなた方にその答えを、一つ、差し上げます。





私たちの人生は、このような素晴らしい、素晴らしくもない、おんぼろな、惨めな、また非常に豪華な、あらゆるすべての体験を、自分の生命を通して知ること。





「体験だけがすべてである」という一元的な言い方はしたくありませんが、結論としてそうであるとき、主はどこにいるのか、光はどこにあるのか。





あなた方のハートの中央にある。





また同時に、私たちはここにいる。





今、たくさんの人々が死に絶えるかもしれない戦争の危険のさなかにいます。





それは、この中東を中心として再び起こされるかもしれない。





人が死に絶えるまで、人類というものが滅亡するまで、戦いは繰り返されるでしょう。





しかし、あなた方がなぜ生き、なぜ旅をし、なぜ生まれたかということも含めて、自分という生命を生き切るとき、そこに一つの答えがあります。





多くの人が死なないようにと祈りを捧げたイエス・キリストという存在や、あなた方の崇高な魂が呼応するこの場所で、そのことに思い至っていただければ幸いに存じます」

 
 
 


涙をたくさん流した、 万国民教会での出来事。




そして私は、私たち旅の仲間全員は、新たな人生へと旅立った。




「自分」という人生。




その旅は、時に厳しく、時に楽しい。




私はこれからどれだけ楽しい時間を過ごせるのかな。




その答えは、帰ってからきっとわかるのかもしれない。




そうして帰国した今、もうすでに1ヶ月が経とうとしていて、私はその答えを手に入れつつあります。




またフランスの旅も含めて、おいおいその気づきや変化については書いていきたいと思います。




長い間、途切れ途切れだったけどイスラエル旅行記、読んでくださってありがとうございましたニコニコ

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