大切な宝物は、

大事にしまって綺麗な綺麗な

光の雲の彼方に

そっとそっと宝箱に入れて

羽根でつつもう。


アノ子が、

もう傷つけないように

傷つかなくて

いいように。

ただ、

時折


ふと青空を見上げて

祈りの気持ちが届けばいい


そして、幸せを願おう。


僕じゃだめなんだ。

いつか、きみの哀しい顔が

見えてしまう。

平和で温和なあたたかな

繭に包まれて

君はゆっくり眠ればいい。

いつか安らぎの時がくるまで。


それが、さよならではなく

最上級の僕のできる

ことだったって。

祈りが届けとは

いわないけれど。


ひたすら、ただ、

僕ができること、が

これが一番だったんだ

壊れて折れて

傷つきすぎたきみを

1番大事にするために。

1番高い所に大事に置いたんだ。

背伸びして。

1番高い所に大事に置いたんだ。

僕には力がなかったんだ。


by a.k.a amyu

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