栃木の郷土料理です。
旧暦2月の初午の日に作り赤飯と共に稲荷神社に供える行事食
しもつかれ
鬼おろしという木製のおろし道具で大根・にんじんをおろし、塩引きの鮭の頭・大豆・油揚げ・酒粕を使います
大豆は、節分に煎った福豆の残り
塩引きの頭も正月期間に食べた残り
とてもよく考えられた郷土料理ですね。
見た目は、良くないけど、栄養もとれるし、消化も良い、保存もきき、無駄が出ない
栃木では、その時期になると鮭の頭が売っていますが・・・・・埼玉、あるわけがない
なので、鮭のカマを使いました。
お豆は、豆まきの余りです。
おにおろし!この日のために登場!
ガリガリガリと大根中1本、
ガリガリガリと人参2~3本
おろします。たまに滑って手もガリ!痛い~
大根も人参も冷たい~
写真を撮り忘れました。
鮭の頭は、さっと熱湯で湯がきます。臭みを取るために
おにおろしでおろした大根と人参、残り物のお豆、油揚げ(細く切って)を一緒に圧力鍋で調理。
少し長めに圧力をかけることで骨まで軟らかくなります。
味付けは、かなりシンプル。
酒粕と醤油です。
お好みで量を変えます。
我が家は、人参多めなので、比較的甘い味です。
素材命なので・・・大根も甘い大根であれば、もっと甘くなります。
昔は、圧力鍋が無かったので一日がかりで作ったことと思います。
家庭それぞれに味が違います。
沢山作って、ご近所にもおすそ分け。
ご近所さんの健康を願ったことしょう。
我が家のメンズ・・・・今回のしもつかれは、甘みが少ない・・・とな。
少々酒粕を入れ過ぎた。
作った時、寒かったのでした。なので、酒粕多めに入れちゃったのよ!
酒粕の味が前に出てしまいました。