館内装飾が新しくなりました！「桃の節句」

こんばんは。

本日は、新しくなった八芳園の館内装飾をご紹介いたします。

早いもので2月も後半。

３月３日の「桃の節句」へ向けて、八芳園も彩り鮮やかになっております。

皆様を一番初めにお出迎えする玄関には、「桃の節句」に因んで

上品なピンク色が可愛らしい桃の花が咲いております。

桃の花は、魔除けの力もあると言われており、

ご家庭でも玄関付近に飾るとより効果があるとのこと…。

そして、やはり「桃の節句」といえば…「ひな人形』ですよね！

７段の艶やかなひな人形が皆様をお出迎えいたします。

ひな人形は、災いや厄を大切なお子様の身代わりに

引き受けてくれると言われ、昔はけがれを移したひな人形を川に流す、

「流し雛」という風習があったようです。

そこから、現在ではひな人形を流すのではなく、

飾ることで、お子様の健やかな成長と幸せを願うようになったと

言われております。

館内装飾だけではなく、庭園では寒さに負けず

紅梅や河津桜が開花しております。

最近また寒さが戻ってきてしまったように感じますが、

ぜひ八芳園で一足早い春を感じてくださいね！

▼八芳園のアクセスマップはこちら▼

http://www.happo-en.com/access/index.html

2015年「踊る」

年が明けて

早1月も過ぎ・・・

皆さま

いかがお過ごしでしょうか。

八芳園のお庭では紅梅が咲きました。

最近、なぜか「台本」を頂くことが増えました。

余興の台本

新郎さま新婦さまからちょっとした掛け合いの台本

等々・・

台本をいただく度

心が躍ります☆

特にそんなご指定も頂いていないのに

覚えてきちゃったりして。

台本同様

最近多いのがダンス！

ふと気付けば

橋本、ご披露宴で踊りまくっております。

頼まれて踊る

頼まれなくても踊る

ただ、体を揺らしているだけでも

なんだかとっても楽しい気分に。

新年早々のご披露宴では

新郎さまが同期皆さまと企画して

新婦さまへサプライズ「flash mob」☆☆☆

とっても緻密な！綿密な！そして繊細な準備！

ご友人には事前に八芳園へも足をお運び頂き

当日直前までスタッフとも打合せ。

新郎さまをはじめ

flash mobチームは

最早、「職人」と化しておりました。

カッコ良かったです!!

同期の皆さまの「絆」を感じました。

もちろん、大成功☆

flash mobと言えば

昨年も素敵な出逢いがありました。

こちらは

ゲスト全員を巻き込んでの壮大なスケール。

知らないのは新婦さまだけ。

ありとあらゆるご友人・勤務先の方・親族に至るまで

代表者の方から事前に連絡が。

何が楽しかったって

お2人ご入場の前に

お2人に内緒で

ゲスト全員でリハーサルを行ったのです。

正直、当初は、

「全員でリハーサル?!どうなってしまうのか!!」

と大いに不安があったのですが

ご友人のみごとな仕切りと

分かりやすい曲だったということもあり

皆様ノリノリで参加。

「恋のフォーチュンクッキー」

ゲストの一体感たるや

凄いものがありました。

ご披露宴始まってからも

なんだかいつもと調子が違う、

そう、リハーサルのおかげで

ゲストのテンションが妙に高いんです！

「皆さん！サプライズですからね！

　まだ踊り出さないでくださいね！」

と私は心の中で念じ続けておりました。

本番では

順番にゲストが踊り出し

ついには、そう、あの盛り上がりで

新郎さまが踊り出す！

こちらも大成功でした☆

どちらのflash mobも

新婦さまの感激した顔が忘れられません。

そして興奮に包まれたあの時間が忘れられません。

動画サイトなどで最近よく見かける

flash mob

ライブで体感すると

迫力が違います！

2015年

今年はどんなSTORYと出逢えるでしょう。

披露宴ってホント、いいものですよ～

　　　　　　　司会：橋本　貴子

師走になると思い出す・・・

寒い寒い日が続いております。

皆さま

お風邪などひかれていませんか。

昨年の丁度今頃

出逢ったひとつの物語。

そのご披露宴

花嫁の夢は「お父様と歩くこと」

お父様は数年前大病をされ

体が自由に動きません。

「だから、無理はしないでいいんです。

　一歩でいいので

　父と歩きたいんです。

　父も、頑張るって言ってくれているので。」

迎えた当日

お父様は

車椅子でのご列席

お声を出す事も難しく。

でも、そこはご家族！

ご披露宴中もお父様を中心に楽しそうに

談笑していらっしゃいました。

「お父さんが喜んでいる」

「お父さんが感激している」

そんな全てがご家族にはしっかりと伝わっているご様子。

お部屋はニュイでした。

再入場時

テラスから新婦さまとお父様が入場予定。

お父様は

ご披露宴前半からじっとテラスを眺めていらっしゃいました。

何か決意を秘めた瞳で、じっと。

そして、いよいよ再入場。

音楽と共にテラスのカーテンが開き

新婦さまと車椅子に座ったお父様が。

スタッフがゆっくりと

会場の中まで車椅子を進めます。

会場の中へ到着。

そして、お父様

立ち上がりました。

新婦さまの手をとります。

立ち上がって頂けただけでも

奇跡のような状態だったのです。

それなのに・・・

そこからお父様

歩かれたのです！

一歩、また一歩、と。

新婦さまとしっかりと手を繋ぎ

会場中央で待つ新郎さまの元へ。

ゲスト皆さま総立ちで

スタンディングオーベーションです！

私は、私はもう、何もコメントできませんでした。

とても

とても歩けるようなお体の状態では無かったのです。

入場前

ニュイのテラスまで

登っていただくだけで

お兄様とスタッフとみんなで支えて

というより担ぎあげて。

その状態を知っているスタッフ一同は

「一歩、も難しいだろう」

と懸念して

その場合の対処策まで考えていたのです。

そのお父様が

一歩二歩どころか

新婦さまの手をとって

確実に歩みを進めているのです。

ゆっくりゆっくり、でも確実に。

言葉にならない感動を頂きました。

ゲストもスタッフも

その場にいた誰もが

惜しみない拍手をお父様に贈りました。

お父様は当初から

テラスへご案内した際も

決して、「やめておこう」とは仰いませんでした。

その日の為に

必死に歩く練習をされたとも伺っていました。

新婦さまはもちろん

お父様だって歩きたかったんです。

歩いているお姿に「気魄」を感じました。

師走になると思いだす・・・

まるでクリスマスプレゼントを頂いたような

そんなご披露宴でした。

今年も

たくさんの感動をいただきました。

出逢えた全てのご披露宴に

心から感謝します。

　　　　司会：橋本　貴子