Yo te camelo de verdad.

Yo te camelo de verdad.

フラメンコについて、独り言のように呟くブログです。
Libreな感じでやってきます。

Amebaでブログを始めよう!

お久しぶりです。

子供も産まれ、忙しくなりブログを書くことから遠ざかってしまっておりました。汗


最近はManolo Vargasを中心にして、色々カンティーニャを聞いているいとーですが、

みなさんはこのjugetilloを聞いたことありますでしょうか?


A los titirimundis
que yo te pago la entrada
que si tu madre no quiere
que ¿qué dirá, qué dirá?
que ¿qué dirá, qué dirá?
y ¿qué tendrá que decir?
Que yo te quiero y te adoro
que yo me muero por ti

最近はManoloのバージョンで私は聞いていますが、やはりCamarónが歌っている音源が有名ですよね。

私はこの「titirimundis」という言葉がとても気になりました。どういう意味だろう。
辞書を引いても出てこないし、「titiritero/ra」は人形使いという意味らしいし、でも「titiritar」は震えるという意味だし、、、んんん???

とりあえず訳してみると、

「titirimundis」に僕が入場料を払おう、
(男とtitirimundisにいくことを)嫌うお母さんは何ていうかなぁ??
そして僕はなんて言えばいいかな?
「私は娘さんのことが大好きで愛しくって死にそうなんだよ!」と!

「titirimundi」は何かしらのエンタメだと推測。
Googleで検索すると、カディスのカルナバルにおける1987年のcomparsa、および1992年のcoroのチーム名でヒット。でも言葉自体はもっと古いだろうと思った。
もっと検索結果を見ていくと、Diario de Cadizという新聞系ニュースサイトの記事で「El Cádiz imaginado del XVIII」というタイトルの記事を発見。とりあえず18世紀のカディスについてであろうから読んでみると、、、!!!
titirimundiは日本で言うところの「のぞきからくり」の事であることが判明!!!

レンズ越しの大きな箱の中を覗かせて、紙芝居や人形劇的なものを見せる娯楽らしい。
確かに覗くところって人と人の間が触れるくらい狭いから、彼女のお母さんからはいい顔されないかもしれませんね笑 なんていかがわしい!って思う人もいるかもですよね笑

 tuttilimundiで調べるとゴヤのデッサンしたやつとか出るので、よかったら見てみてくださいね!
では、今日はここまで。

また間が空いてしまいました。汗

最近いろいろ立て込んでいまして。。。

 

2020年になりまして、日本はコロナ等で暗いニュースが多い中、

カディス、スペインではカルナバルが行われておりますね!

2月22日にはPregonero del Carnval de Cadiz 2020がありまして、カンタオールDavid PalomarがPregoneroをされました。

ONDACadizの公式Youtubeチャンネルで私は拝見させていただきましたが、大変楽しかったです!!!

アルティスタ・インビターダが豪華すぎて興奮しました。

興味ある方はぜひYoutubeでご覧ください。※「ONDACadiz Pregonero 2020」とかで検索したらヒットするでしょう。

 

今回の記事のタイトル通り、今年2020年はカディスのカンタオール、Manolo Vargasの50周忌となる年です。

Manolo Vargasは1907年生まれで、場所は現在中央市場があるPlaza de la Libertadです。(おそらくMariana Cornejo が生まれたCruz Verdeとかと近いはず。)

イケメンです。すきっ歯で愛嬌があります。もちろんビジュアル面でも、歌い方も。

名前で画像検索して出てくる、帽子かぶった、ハードボイルドな感じのManoloが好きです。笑

 

また、Manoloは、かの有名なCojo Perocheの弟であります。

Cojo Perocheのシエリトリンドは衝撃的!

Manoloのおちゃめな感じの歌い方は少しCojo Perocheと似てるかもしれない。

 

Manolo Vargasの残念なことは、おそらく動画が一つも残っていないということです。音源もとても少ないのです。

Pericon de Cadizともよく巡業をしていたといわれているのですが、Periconの動画・音源は山ほど残っているのに、ManoloはCD3枚(LP含め)くらいじゃないか???と思いました。Apple Musicなどの音楽ダウンロード関連ではマノロのCD(LP)2枚とコンピレーションが1枚出てくる程度です。調べてみると、彼だけのEPが5枚ほどとそれらの組み合わせであろうLPが2枚出てました。コンピレーションは結構LP出てるみたいですが、CDにはなってなさそう。。とても残念です。。。聴きたい!!!

 

私が崇めるMariana Cornejoは弟子のJoaquin de Solaに「とにかくManolo Vargasをよく聴きなさい」といっていたと、Joaquinのインタビュー記事で昔読みました。

実際、Mariana の音源やテレビ出演した時のものを見たりすると、Manoloが歌っている歌がとても多いことに気が付きます。

私はMarianaを知ってから、Manoloの存在を知ったので、「あ、これも!これも!Marianaが歌ってたわ!」となりましたが。

 

彼が歌うブレリアは早口言葉のようなレトラが多いかな!

私のおすすめはタンギージョ・デ・カディス、ブレリア、カンティーニャですねぇー。

もちろんシギリージャとかタンゴとかティエント、ソレア、マラゲーニャ(メジーソのやつ)もいいですが。

 

タンギージョ”Cai Ciudad de mi alma”が良い。

歌詞の内容とManoloの間の開け方とか大好きです。

是非聴いてみてくださいね。

また間が空いてしまいました。

 

毎週日曜日の楽しみはDavid Palomarが出てるCanalSurの番組をYoutubeで見ることです。

XfactorとかAmerica got talent的な番組でアンダルシアの一般人がパフォーマンスをして審査員に審査される番組です。

ジャンルがフラメンコ・ルンバ・コプラの3つあり、それぞれの審査員がいます。

 

このテレビ番組を見始めて、コプラを聞くようになりました。

コプラの審査員がMarta Quinteroというセビージャ出身の歌手でした。

この人がちょっと番組内でアカペラで歌ったTengo Miedo という曲が気に入りました。

調べてみるとRocio Juradoの歌で、Martaも自身のアルバムで歌ってました。

 

このコプラをPor Buleriaで歌っているのが皆さんご存知、Maria Vargas。Perlaの弟子的な立ち位置の方ですね。歌い方も似てます。

このブレリアはMaria Vargasの「Juerga Flamenca」の12曲目に入っています。

早すぎて歌えませんが、とてもコプラの歌要素、伸びや華やかさが残っている歌です。

是非聞いてみてください。