多摩都市モノレール
1000系電車
1998年の多摩都市モノレール南北線(これが正式名称)の第1期開業に合わせて新製された。
基本的には多摩都市モノレールの前に開業した大阪モノレールの1000系がベースとなっているが、制御装置はVVVFインバータ制御になった(大阪モノレール1000系は界磁チョッパ制御)。また当初は途中駅の玉川上水(国立音楽大学)駅が地下駅で計画されていたことや多摩動物公園駅〜中央大学・明星大学駅間で多摩丘陵をトンネルで貫通することから正面の非常脱出口が車体中央になり、非常時でも効率良く避難できるように工夫されている(その後の計画変更で玉川上水駅は高架駅に変更)。
2005年までに4両編成×16本が製造され、2021年現在、全車健在である。