今回は、そうとうな批判がくるのを覚悟で記事を書きます。

 

僕は、このブログを始めてから終始一貫していっていることがあります。

それは、「使命」あるいは「使命感」なんて、意識するんじゃない!

というものです。

 

今回は大変冷たく、きわめてエゴ的な意識が強く、傲慢な言い方に聞こえてしまうと思います。

けれども、誰かが言わなくては気づかない、ハッキリ書くと

「どーしよーもないバカ」が多過ぎるのです。

その「どーしよーもないバカ」は自分がバカ(あるいは愚かな考えに支配されている)ことに気づいてさえもいない。

 

 世の中には、預言者、チャネラー、リーダー、霊能者など溢れるようにいます。

その中で、自分がキャッチしたり読み取ったメッセージをもとに「使命感」を強く訴えて、

国の規模、世界規模、地球規模、宇宙規模の貢献を訴える方がすごく多い。

 

それで、そうした人の講演やワークショップ、セッションに参加して

「使命感」に酔って情熱ギラギラに燃えてしまう受講者が結構います。

 

以下に表示した動画も、そんなバカなおじさんの1人。

当人は「使命感」に酔って、他の受講者と「オレ」はちょっと違うんだよ…的に

ダリル・アンカTさんといった著名な名前を挙げて、

「自分には使命を託されてる」みたいに言いたいのでしょうけれど、

これほど滑稽な人間もいないでしょう。
ドン・キホーテの方がサンチョ・パンサという理解者がいるだけ数倍マシなほどです。

失礼ですけれど、客観的に観て

20年近くバシャールの情報に触れ続けたにかも関わらず

「具体的に自分はなにをしたらよいのか判らない…」人に

誰が人類規模の使命を託すでしょうか?

 

これはスピリチュアルというカテゴリを抜きにしても、明白です。

 

それだけ長くバシャールの情報に触れていて、

ワクワクな人生を歩めず、「具体的に自分はなにをしたらよいのか判らない…」では、

20年間以上外ばかり見て、ま~だ気づかないんですか?と思ってしまいます。

 

ダリル・アンカやTさん、バシャールを自動書記できる人と会ってることがどれだけ尊いことなのでしょうか?

 

ここで、とても残酷な事実を書きますと

宇宙系のスピに限らずチャネリングやリーディングを自分でやったり

そうしたセッションを受けると、

誰でもいずれは必ず、国単位、人類規模の救済に向けた「使命」を託されるような

メッセージを降ろされます。

 

そう、いずれ必ず誰でも。。。

 

それで、

本来の自分に還る

とか

元の根源に戻る

とか

自分のハイアーセルフと繋がる

とか

そうした原点に向かう気持ちがグラグラしている人に限って

「使命」「使命感」、そして「ミッション」になびいてしまう。

 

なんと愚かで、「使命」「使命感」は託されても

重要なミッションは任されるはずもないし、

その程度の認識で重要にミッションなんて

遂行できはずがないことに気づいてもらいたいのです。

 

動画で発言してたバカなおじさんについて限って言えば
自分にとって心地よくないモノをコツコツと手離してゆく!
という地道な努力さえもできていないで、
自分自身をしっかり修められていない。
結果、20年以上も情報にばかり振り回されている人に重要にミッションなんて遂行できはずがないのです。

 

3次元密度のこの現実世界の考えでも、そんなことは見当つくことでしょう。

アナタがそんな使命を果たせるような人なら、

とっくに社会や世間はもっとアナタにチヤホヤして放っておかなかったでしょう。
そんなカンタンなことも判断できていない、オジサン。

哀れとしか言いようがない。

 

バットを持つチカラがない0歳児に野球のワールドシリーズに出場を求めるようなものです。

 

じゃあ、オマエはどーなんだっ!と言う人もいるでしょうし、

このオジサンも言いたくなるでしょう。

 

はい、僕には「使命」も「使命感」なんて、ぜ~んぜんありません。

この3次元密度で生活するうえでの「義務」しくらいしかありません。

どこかでアルバイトすることになれば、タイムカードを押した間は

職務を遂行する!とか、

店で飲食したら代金を支払うとか。

 

それ以外に「使命」も「使命感」もありません。

 

あったとしても、大変短い期間で、大変些細ななミッションの遂行くらいでしょう。

 

読む価値もそれほどないと思えるのでリンクも貼りませんが

2016年12月31日のブログでも

使命に基づく予言と、ある地域の残酷な災害の映像を見せられたもしました。

 

拒否しましたけれど。ハッキリと。

 

で、その10ヶ月後に、〇国で起こった大規模な災害のニュースを見て、

「やっぱり・・・」と少し後悔しましたけれど、

冷静に「為政者に見せればよかったのに!」と感じました。

 

高次元の宇宙生命体って、ホントに人も選ばず、タイミングも選ばず

リクエストしてきます。

忘れて欲しくはないのが「誰にでも」リクエストしているということです。

 

動画のオジサンだけではないということです。

また、使命に酔って燃えてるアナタにだけリクエストしてるワケではないということです。

 

僕は「使命」に生きたり、「使命感」を確立することを否定しているのではありません。
それによって毎日のモチベーションをあげて生きてゆく方もいます。

 

ただ、スピリチュアルのリーディングやチャネリングで降ろされる

「使命」や

「使命感」
などというものは、いずれ全員に降ろされるもので

アナタにだけ降ろされるようなものではない!ということ。

 

そして、

重要なミッションなどは、せめても自分で自分の内的世界を修められた人にしか遂行できない

ということです。

むしろ、そうできるようになってから「使命」に生きるべきでしょう。

 

氾濫している情報の文字ずらばかり追っていたり、

リーディングやチャネリングばかりに意識してばかりいると、

末路はエルリジュンのようなウソつきで哀れな老後を迎えてしまいますよ。

 

あのエルリジュンという老人のいったアセンションコード「どんぐりころころ」。

2020年になりましたけれど、アレでアセンションした人がまだ出てきていません(笑)

 

当たり前です、エルリジュンなどチャネリングさえもできていないのですから。

 

自分に意識を向けずに情報にばかり意識を向け続けると

アナタもエルリジュンのような哀れな末路を迎えることになります。

 

もし、この記事を最後までお読みいただける方がいらっしゃるとしたら、

「使命」「使命感」などに惑わされることなく

もっともっと本来の自分や私に意識を向けるような毎日をお送りください。

そして、もっともっと自分を大切にするような毎日をお送りいただきたいです。

 

もちろん、どちらを選択するかの自由はアナタにあります。

僕が言えるのせいぜいこのくらいです。