Malo e lelei! Fefe hake?
滞在も残り2週間となりました。
別れの度に宴を開いてくれるあたたかい人達とあと少ししか一緒にいれないと思うと寂しいです。。。
昨夜、ホストファミリーとトンガと開発ついて話した、面白い話がいくつかあるので紹介したいと思います。
①トンガは中国人に乗っ取られる?
トンガのポヒヴァ首相が記者会見で「Chinese will take over the country」と主張したことがあります。
このことをホストファミリーに話すとたぶん20年後くらいには乗っ取られてる気がするといっていました。
理由は、中国人がトンガでのビジネスを支配しているから。確かに、商店の90%以上は中国人が経営している。会見では彼らが税金を払っていないことも指摘された。
ホストマザーは「そのうち観光や他のビジネスにも手を出して、もっとお金儲けるようになるんじゃないかな~。首都はたぶん中国人の街になるし、中国人が国を実質的には治めるような気がする。」といっていた。
ホストマザーによると、フィジーはインド人が首都でビジネスをしてお金を稼ぎ、もともといた人々は田舎に追いやられているらしい。そしてトンガでも同じことが起こるのではと心配していた。
実際にトンガ国内のビジネスは中国人に支配されていることは肌で感じる。また、中国はトンガに対する最大の援助国だし、関係国の中で影響力が増していることは確かだと思う。
先日行われた農業祭でも、国王に付き添っていたのは中国人大使だったし、親日国といわれるトンガだけど中国の方が政府内で重視されているのかな?
中国が大きな貢献をしていることは確かだし、そういうことは容易に想像できる。
でも中国の援助は大きな問題を抱えている。現地人を雇わない。
両国の援助条件の中に、労働は中国人で賄うことが明記されているらしい。
日本でも報道があったみたいだけど、そういう面でトンガ人から反発を受けるのは仕方ない。
トンガ人と中国人でぶつかるなんてことが起きなければいいけど。。。
会見の内容に触れられているオンライン新聞
テレビをさらっと紹介していたブログ
http://kogusoku.com/archives/3965
②現地の人(ホストファミリー)は思っているほど開発を望んでいない?
ホストファミリーとどうやったらトンガが国として発展するのかを話した時に、別に今のままでいいかなと言われました。
理由は、開発で今までの生活が脅かされるのが嫌だから。援助案件ってのは結局、外の人達が進めてるから私たちの望まないものは結構あるよと言われました。
例えば、JICAの人の話によると、日本(JICA)は観光業をトンガを支える1つの産業になりうるとして発展させようとしています。(名古屋大学の国際開発大学院に観光を学ぶためにJICAが派遣したトンガ人が2人いるし、これはたぶん本当)
しかし、ホストファミリー的には望んでいない感じでした。
なぜかというと。。。
隣町にホテルが建設されるのですが、観光で人を多く受け入れようと思ったらああやってホテルをたくさんつくる必要がある。そして、それはトンガの自然を壊したり、人々の住む場所を奪っている。発展の代償として失う可能性があるものが今までの生活に密着しているものなんですね。
トンガは人口が増えているのに、面積狭いのに(琵琶湖とほぼ同じ)、私たちはどこに住むの?プランテーションは維持できるの(主食のイモは自給自足です)?などなど、不安だらけなようです。
確かに、社会、周りの状況が変化することは不安だし、それが外的な支援で行われるのならより不安なんだろうなと口調などから感じました。
開発、国際協力について、変化や不安定さに対する不安、自分が日本で考えてきたことについて当事者の意見を聞けた夜でした。
③おまけ(文学作品を読んで開発の1側面を理解する)
日本も戦後は多くの支援によって支えられ、経済大国となりました。
開発に興味を持ち始めたころは、高度経済成長を経て成長した日本の戦後は明るい社会であったに違いないと思っていました。
インターン先の上司から戦後は明るい時代ではないと言われるまでは。
僕にはまだ理解しきれていませんが、戦後復興期の文学作品を読み解くとそれがわかるそうです。
「文学作品には、時代の状況、人々の実際の様子が色濃く反映される、それ(特に戦後復興期の作品)を読み取ることで開発の光も影も見える。」
興味があれば、試してみてください。
