インフォームドコンセント | happaのブログ〜日々是気付〜

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2015年4月、同じ歳の旦那と当時小学5年の娘と、のほほんと暮らしていたら、突然の乳がん告知!同年5月手術➡︎同年6〜7月放射線治療。現在はホルモン治療中(10年間を予定)。家族や友達と日々を楽しく過ごしたい!娘が成人するまで成長を見届けたいと願う、主婦のブログです。

今日は放射線治療の
6回目に行ってきました!

普段は遅刻魔のワタクシですが
バスの時刻表の関係で
病院には20~15分前に到着
しています。

そのためなのか、放射線治療は
待ち時間も少なくとてもスムーズ♡
私ったら、YDK(やれば出来る子)☆



今回はインフォームドコンセント
について、思い出して書きます。

4/21検査結果を聞いて、転移が
無かったため、先に手術をする
事になりました。

私は、最初は全摘でお願いしよう!
と思っていました。

だって…今は目に見えるような
リンパ節転移がないとしても、
私の乳がんは浸潤がん。

検査では見つからない微細な
がん細胞が、胸のどこかに
隠れてたらイヤだし、とにかく
再発のリスクが少しでも
低くなるなら全摘しかない
と、思っていたんです。

胸が無くなってしまうのは
悲しいし辛いけど…娘と旦那さんを
置いて逝く訳にはいかない!
全摘で!全摘で!全摘で!
仕方ないんだ!これが1番良いんだ!
懸命に自分自身を納得させようと
していたんですね。

そんな私に、H先生はにこやかに
丁寧に説明してくれました。

先生「happaさんの乳がんは
シコリの大きさも小さく、MRIでの
検査結果を見ても、最大で
1.3cmくらいです。
3cm以下の腫瘍の方は、乳房を
温存できますよ。」

私「全摘しなくて大丈夫なんですか?
再発とか…転移とか…。私、全摘で
構わないですよ!」

先生「確かに、happaさんは
浸潤がんですから、転移や再発の
可能性は0ではありません。
でも、今のところの検査結果では
happaさんはステージ1の早期です。
この場合は、全摘・温存での
再発転移の可能性には
あまり差がないんですよ。
腫瘍のところを中心に、
切除する部分をガイドラインよりも
多めに取っても、充分温存できますよ。
もちろん、温存した部分には
手術後に放射線治療が必要ですが。」

うーむ。全摘でも温存でも
再発転移の差があまり無いのか…
えー。なら、残した方が良いかな?
変形して、傷痕も残るし、それでも
自分の胸を大切にしてあげようかな…

チラッと旦那さんを見ました。

旦那さんは、私とH先生のやり取りを
黙って聞いていてくれました。
私と目が合うと、小さく頷きました。

私「本当は、全摘で構わないと
思っていたんですけど、それなら
温存で…お願いしますm(_ _)m」

先生「分かりました。happaさんは
左胸の下を切除するので
胸の変形は目立ってしまうかも
しれません。でも、私たちも
出来るだけキレイに手術します。
それと…せっかく温存手術をしても
病理検査の結果次第では、再手術で
全摘になる場合もあります。
それと、MRIとCTではリンパ節への
転移は見られないですが、
本当に転移をしていないのか、
センチネルリンパ生検で調べます。
この検査でもし、
がん細胞が見つかるとリンパ節郭清を
しますので、入院期間が少し
長くなります。
とにかく、手術してみないことには
何とも言えないので
申し訳ないんだけどね…」

私「分かりました。
よろしくお願いしますm(_ _)m」


こうして、詳しい手術の説明を
一通り聞いて、私と旦那さんは
診察室を後にしました。

「初期に見つかったからって
やっぱり”がん”って簡単な病気じゃ
ないんだね…。これから大変かも
しれないけど、頑張ろう。」
歩きながら、旦那さんが言いました。

「うん…。でも、大丈夫だよ。
私も自分自身で大丈夫だって
信じてるし!ちゃんと治るよ…」

自分で自分を励ますように
つぶやいたのでした。

長々とありがとうございました☆