この田舎は本当に何もない。
遊ぶ所も無ければ、交通も不便。
なんでそんなとこに来たかって?
事は8年前に遡る。
僕はとある会社で働いていた。
しかも役員を兼任するぐらいのバリバリ具合。
僕は若い時の交通事故の影響で上肢の動きづらさを感じながらも、何とか仕事をこなしてきた。
順風満帆と人からは言われたけども、決してそんな事はない。
日々酒を飲みに街に出て、日々二日酔い。
彼女とも付き合えば別れの生活だった。
そんなある時だ。
合コンを主催してたら、嫁と知り合った。
別の日に
嫁「旦那(仮称)にも幸せになる権利がある!」
と、言われた。
僕「幸せになれるんかいっ!」
とスピード婚した。
と同時に会社も辞めた。
元々社長がブラック過ぎて、パワハラセクハラ何でもござれ。
給与コントロール何かも思った通りやる人だった。
職員側の先頭に立っていた僕は異議を唱えた。
最終的に引き止められたけど、長く居てもしゃーないと辞めた。
嫁「ちょっと休んだっていいじゃない」
という声で、一年程休養する事にした。
辞めた直後に子供が出来た。
初産かつ高齢出産の嫁の為に家事等の一切をする様になった。
愛すべき(らき(仮称))が産まれた。
育児を楽しんでいた僕たちにとって、1つの悩みが生まれた。
僕「らきの泣き声、でかくね?」
小さい嫁から産まれた(らき)は生まれた時点で4kgのビッグな赤ちゃん。
声もそりゃービッグになるもので、アパート住まいでは迷惑がかかるのでは?と。
アパートの人たちは全員優しく、交流があったので、そのままでも問題はなかった。
でも手狭になるのも嫌だったので、家を探した。
僕「いっその事、家買うか!」
と言っても、街に近ければそりゃ高い訳である。
結論として、子育てもあるので、片田舎の嫁の実家に徒歩5分の所に引越しした訳だ。
土地も広ければ、駅も近いし、環境・・は置いといても良いところ!
ご近所付き合いも最高だし、地域との関わりも最高である。
嫁の通勤時間が伸びた事を除けば・・・。
まぁその間は置いておいて!少しずつ話してくよ~!