昨日は東京・立川市にある「ルーデンス立川ウエディングガーデン」にお邪魔した。
同施設は、チャペル、フランス館、イギリス館、ブライズルームなどを今夏リニューアル。その業界向け下見会が行なわれ、取引先企業や婚礼メディアとともに堂上も下見会に参加してきた。
ぐるなびウエディングの会場説明はこちら
http://wedding.gnavi.co.jp/site/1/gcft000/
「ルーデンス立川ウエディングガーデン」HPのリニューアル情報はこちら
http://www.weddinggarden.co.jp/healing/
ここはゲストハウス発祥の施設だ。いまたくさんあるゲストハウスの源流とたどると、だいたいルーデンスに行きあたる。その意味で100年後のブライダルの教科書にも載る歴史的な施設と言えるだろう。
立川駅前からモノレールに乗って4分、立飛駅から降りたら、そこからすでに敷地内。親会社の広大な敷地面積は、なんと東京ドーム14個分。私有地なのでグーグルストリートビューでは見られない(笑)。駅から徒歩5分くらいでエントランスゲートに到着。
みごとに植栽がほどこされたエントランスゲート
開宴前にプランナーさんが施設内を案内してくれた。
こちらはイタリア館のガーデン。150年近い年月を経た見事な自然木は「絆ツリー」と呼ばれていて、スピリチュアルなエネルギーをもらえそうな感じだ。ツリーシェイド(木陰)で行なう人前式や演出が人気なんだとか。「太陽光の照り返しをカットする美しい芝生やナチュラルツリーが放つマイナスイオンなど、この芝生の上にいるだけで癒されるところから、『ヒーリングガーデンウエディング』という新コンセプトで、これまでとは違ったガーデンの魅力をアピールしていきます」とプランナーさん。
イタリア館のパティオ。専用玄関でもあり、ふたりのネームプレートを掲げることもできる
イタリア館のバンケット内部。窓が横にスライドして外のパティオと一体化するつくり
チャペルは独立型。白い大階段を備えている。
すみません、リニューアルされた内部は取り損ねました(笑)。フェアなどで実物をご覧ください。白大理石を用いたウエディングロードに改装され、Wドレスが映えるキレイな空間となっていました
こちらはイギリス館のフロントガーデン。裏にバックガーデンもあり、新郎新婦の入退場やデザートブッフェなどいろいろな使い方ができそうだ
本日の懇親会が開催されるフランス館のガーデン。小高い丘はウエディングフォトの名所になっているそうだ。結婚式場において、このように起伏のある芝生はたいへん珍しい
さて、パーティが開幕。同社・大野社長があいさつに立った
今回のリニューアルを手がけた売れっ子デザイナー・川田ツトム先生のスピーチ
こちらがフランス館に新たに加えられたオープンキッチン。新郎新婦のメニュー相談役・“ウエディングシェフ”として活躍するムッシュ小原氏の姿も
今秋から新メニューが登場。懇親会はその試食会もかねていた。
「天使の海老とカブのブラマンジェ 稲庭スティックを添えて」
料理に定評があるルーデンスだが、その期待を裏切らない味。参加者たちからも「美味しいっ!」の声が上がっていた
「マグロのタルタル ホタテ貝のミキュイ わさびソースと梅肉のビストゥー」
マグロとタコ、ホタテの食感が絶妙なハーモニー
「湯葉で包んだマシュマロ仕立ての雲丹ムース あおさ海苔のヴァンプランソース」
このようにフレンチベースで、どこかに和のテーストを活かすのがムッシュ小原のこだわり。幅広い年齢層に楽しんでもらえるメニューとなっている
「特選国産牛ロースとフォアグラの“柚子胡椒風味”昆布が薫る大根のポトフと共に」
千葉産の上質な肉を使用したステーキは、箸で切れるほどやわらかい。さらに、コクのあるフォアグラと大根の組み合わせも良かった
この後にガーデンにてデザートブッフェタイム。そして終宴という流れだった。
たいへんポテンシャルの高い会場で、料理も美味しく、リニューアルは新横浜プリンスホテルや富士急 ハイランドリゾート ホテル&スパなどの婚礼デザインを担当した川田ツトム先生。
立川・多摩エリアで式場探しをしているカップルには、一度下見に訪れることをおすすめする。