『日々是好日』(にちにちこれこうにち)


皆さんはこの言葉の意味をご存知ですか?


私は初めてこの言葉に出逢ったとき、

ただ単に

『毎日が良い一日である』

という意味だと思っていました。



ですが、この言葉にはもっと深い意味が込められていることを知りました。




生きていれば、
楽しいことや嬉しいことばかりではなく、
辛いことや苦しいことが起こる日もあります。


でも、そんな苦しい一日もまた、
自分を成長させてくれるかもしれません。


辛い日々を超えたからこそ、
感じられる幸せが必ずあります。


喜びや快楽だけでなく、
困難や苦しみもひっくるめ、

今日一日は自分の人生にとってかけがえのない大切な一日であった。


そんな意味が込められているそうです。


毎日がただ単に

『良いことが起こる日』なのではなく、

辛い経験や悲しい経験も含め、

"自分にとって意義のある尊い一日だった"と。


"Everyday is a good day."



そんな風に生きていけたらいいですよね。


この禅語には他にも解釈の仕方がありますが、そのなかでも私はこの解釈に一番共感しました。


どんな一日であっても、
大切に、愛して生きたいですね。


もう二度とは戻らない一日ですから。