★この記事は作成途中です。
阿波番茶は徳島県勝浦郡上勝町の特産になります。
後発酵茶の乳酸菌発酵茶になります。
番茶とは緑茶の一種ですが、煎茶と製造工程はほぼ同じですが原料おに夏以降に収穫された茶葉や煎茶の製造工程ではじかれた大きな茶葉などを利用します。
市場流通では大きすぎる規格外のものや、自家製のお茶の総称を番茶とよぶこともあります。
しかしこの番茶と阿波番茶は異なる茶葉を使用しているものをさしていて1200年ほど前より飲まれていたようです。阿波番茶は弘法大師(空海)によって伝えられたとも言われています。
ほかの茶葉とは異なった製法で乳酸発酵(後発酵茶)になります。後発酵茶とは、摘まれた茶葉を微生物の力で発酵させたお茶のことです。
お茶といっても様々あり、緑茶、紅茶、烏龍茶とあります。これは原料は同じで発酵度合いによって決まってくるものになります。緑茶は不発酵茶。ウーロン茶は半発酵茶。紅茶は発酵茶。
大きくは不発酵茶・半発酵茶・発酵茶にわけることができます。
紅茶は発酵茶になりますが、茶葉に含まれる酸化酵素で発酵させるのに対し後発酵茶はカビや乳酸菌など微生物の働きによって茶葉を発酵させます。
茶葉には酵素が含まれていますので、後発酵茶はこの酵素を熱処理で殺青(さっそう)させて酵素の働きを止め(発酵を止める)ここに微生物を加えて発酵させます。
後発酵茶には高知県大豊町の碁石茶や中国の黒茶(プーアル茶)などが代表的なものとしてあります。
お茶に働く酵素とはポリフェノールオキシターゼという酸化酵素によって酸化します。酸化とは酸素に2種類以上の元素が結合すること(化合)で物質の水素が失われるなどの化学反応をおこすことです。鉄のさびなどは金属と酸素が結びついて赤褐色のような色に変化します。
後発酵茶はこの酵素の働きを止め乳酸菌を加えて発酵したものでということですね。(乳酸発酵とは糖類を分解して乳酸を発生させるもの)
なぜこのようなお茶が生まれたのか?
山間部の地域ではお米作りを棚田という傾斜地に田を作って栽培する方法が用いられました。
段々畑や様々な大きさがある棚田を一望できる様子を千枚田(=小さなものまで数えれば千にもおよぶことがある)とよぶことがのあります。
茶葉の収穫時期が通常4月~5月にかけてが多いのですが、阿波番茶の収穫時期は7月~8月にかけてになります。
この棚田でのお米作りには手間がかかってしまう一面があり、米作りが忙しい時期には時間をとられることが多くなってしまいます。
このような中でその土地にあった茶葉製造方法が発展していったのかもしれません。
一味違った発酵茶を楽しんでみるのも良いかもしれません!