出産予定日の2週間程、母方の祖母が亡くなった。
もうすぐ5月になる時期で、散歩中に蓮華を見つけ「大阪にも蓮華咲くんだ」と田舎を思い出していた時、母から連絡が入った。
もう90超えてたし、何年か前からボケて、私の事なんて解らなくなってたけど、父方の祖父母も母方の祖父もいなかったから、唯一のおばあちゃんだった。
家も隣だったし、子供の時はおばあちゃんによく面倒見て貰った。
田舎だから、今となっては珍しいかもしれない経験もいっぱいできた。
畑で採ってきた胡麻のサヤを叩いて取り出したり、海岸に網を敷いてさつま芋を蒸した物を並べ、干し芋にするのを手伝った。
これは芋餅を作るために干した物だけど、そのまま焼いて食べても美味しかった。
美味しかったと言えば、節句やイベント時に作ってくれた蒸しパン。
下に葉っぱが敷かれてて、あんこたっぷり。
夏はスイカにとうもろこし。
秋は畑の草むらでコウロギや鈴虫をとった。
おばあちゃんの弾く大正琴の音色が結構好きだった。
今のおばあちゃんは若いけど、おばあちゃんは見ためも昔からおばあちゃんだった。
そんなおばあちゃんの訃報。
臨月で遠い高知の田舎までは帰れず、母親だけしばらく里帰りしてた。
その間に産まれそうになったらどうしようと心配したけれど、母親が大阪に戻って来るまで赤ちゃんは待ってくれた。
帰ってきた母親が、「この子は婆さんの産まれ変わりやから」と言った。
タイミング的に確かにそうかもね〜、とは思ったけれど、産まれた娘が成長するに連れて、クシャっとした笑顔が本当にそっくりになってきた!
生まれ変わりって、本当にあるんだろうか。
不思議だ。