丸の内ピカデリーで行われた
ひまわりと子犬の七日間 チャリティ親子試写会に三月二日にいってきました。
上映の前に、井上 信治 環境副大臣 平松恵美子監督 滝川クリステルさんとその愛犬アリスちゃん、ドックトレーナーさんとひまわりを演じた柴犬のいちちゃんの挨拶がありました。
滝川さんは美しく、いちちゃんは、おりこうにマスコミのカメラ撮影に応じている女優犬でした。
挨拶の中でのお話では、今、日本でどれくらいの犬や猫が殺処分されているか、どうやったらそういった犬猫を減らしてたすけられるのか。そのために活動していきたいとお話がありました。
この映画、子供と一緒にみるのはまだ早く、難しいテーマなので一緒にいくか悩みましたが、やはりしっかりと子供にもしってほしいテーマだったので、見に行きました。
本編上映前に、たくさんお菓子をたべてお話をきいた子供はねむくなっていましたが、私は、もう最初の五分でなきはじめました…。
ひまわりの子犬のころから物語はスタート。
農家に大切に飼われていて、愛情をそそがれ幸せだったこと。
でも突然の飼い主との別れ。
そして、さまよい野良犬になった…。
多くの言葉も、音楽もなくただ昔話のようにすすむひまわりの物語。
プロローグからもう引き込まれてしまいました。
堺正人さん演じる保健所職員神埼は、奥さんを交通事故でなくし、小学生の娘と息子を育てています。
娘のさとみは、父の仕事の犬の飼い主さがしをてつだっていました。
父が、殺処分をしてるとはしらずに。
ある日、ひょんなことから父が殺処分してることを知り父への不信感がわきます…。
娘との関係に悩む神崎は、子犬をうんだばかりの母犬を捕獲します。
子供たちを守ろうとする母犬は、凶暴で人への恨みがあり、心をひらこうとしませんでした。
娘のさとみは、その母犬に自分のなくなった母親の姿を重ねて、どうにか神崎に母犬と子犬たちを助けるように頼みます。
娘は、母犬を自分たちの家族だといって、ひまわりと名前をつけました。
娘の気持ちにこたえ、そして母犬たちをたすけようと奮闘する神崎。
しかし、なかなか母犬は心をひらかず…、命の期限の日がせまります…。
この続きは、ぜひ劇場でみてください。
この映画を私はずっと泣きながらみていました。
動物たちの命は大切で、それをかう人間がどれだけ身勝手で、無責任なのか思い知らされます。
でも、それは人間のルールがあるから、大人の決めたルールだから。
そういっても、子供には理解できるのでしょうか?
ただ動物を大切にするということだけと伝える以上に、親としてどうやって子供に向き合い、ともに命の大切さを考えていくかをうったえている映画でした。
重いテーマで、目をつぶりたくなる場面もあるかもしれません。
でも、小学校の高学年くらいになったなら、一緒にみて何かを共有し、一緒に考えてみたい映画の一つだとおもいました。