今日も、気持ちの良い一日でした。
青空に誘われるように
買い物ついでの紅葉狩りへ。


近場の工業団地にある公園は
あまり人が多くないので穴場です。

テニスコートはそこそこ混雑していましたが
あとは、ジョギングする人
芝生広場でボール遊びを楽しむ子供連れの家族
陽だまりのベンチに座る人など、ぽつりぼつりと。

道路沿いの並木は、だいぶ葉を落としていましたが
公園の中は、ちょうど見頃です。


風にそよぐ梢を眺め
その間に見え隠れする青空とのコントラストに
ため息をついて 


足元に目を向ければ
陽だまりに落ちた木々の影の美しさ。

ふかふかの落ち葉の中
カサカサと音を立てて歩く楽しさ。


五感を使うって、とても大切な事だと
改めて感じました。

自分の中で欠けていたものが
どんどんと満たされていく
そんな感覚がありました。


コロナ禍の影響だったり、クロエの事もあったし
こんな風にのんびりとお散歩をするのは
本当に久しぶりで。


山歩きのテレビ番組が好きで
雄大な景色や、今の時期は美しい紅葉を見て
癒されていましたが

たとえ近場でも
自分で直接見て、歩いて、感じるのは
こんなにも違うものなのだと
その事実にも感動です。


芝生広場の隅の、ひときわ大きな木。
人ひとり余裕で隠れられそうです。

本当は、もっともっと大きな木だったのですが
大きくなり過ぎて、あちこち切られてしまい。
窮屈そうで、なんだか可哀想でした。
伸び伸びしたいよねぇ。。


美しいグラデーション。

実は昨日、久々に
荒れ放題だった庭の手入れをしました。
落ち葉を掃き集めたり、枯草や枝の剪定をしたり。
まだまだ終わってはいないのですが
土や植物に触れるって、やっぱりいいですね。

落ち葉の中、カマキリの亡骸を見つけました。
干からびた小さな姿。
どんな一生だったのだろう?
きっと、精一杯その命を全うしたのでしょうね。

その後、すぐそばのプランターで
カマキリの卵をみつけました。
その子のものかは、わかりませんが
そうやって命が巡っていくのを思うと
干からびた亡骸さえ愛おしく感じます。

今日、お散歩に行こうと思いたったのも
そんな小さな虫たちや植物の持つ
パワーのおかげかもしれません。


公園のすぐそばにあるイチョウ並木も
見頃を迎えていました。


青空に黄色が映えます。


黄色い絨毯。
幸か不幸か、銀杏は落ちていなかったので
あの独特な匂いはありませんでした。


30分程のお散歩でしたが
心満たされる時間となりました。


最後までお付き合いくださり
ありがとうございましたもみじ