今日は風の強い一日でした。

久々に庭仕事でもと思っていたのですが

花粉まみれになりそうなので中止に。


いつもと変わらず

猫たちとのんびり過ごす休日となりました。



朝ごはんを終え、満ち足りて幸せそうな猫たち。

見ているだけて、こちらも幸せ。



陽だまりで毛繕いするチョビ。



スフィンクスポーズでまどろむコジ。



シルフィーは、窓から差し込む陽だまりで。



東日本大震災から10年の節目に当たる年。
テレビや新聞でも、いくつもの特番や特集が組まれていました。
ここ数日、津波の映像を何度も目にしました。
見ると心拍数も上がります。
栃木は海無し県なので、津波の被害はないのですが
あの映像を見ると、当時の記憶がよみがえります。

10年前のあの日、愛犬を失いました。
元々持病のあった心臓が発作を起こして。
地震のショックが大きかったのだと思います。

昨日掃除の途中で、たまたま手にした小さな絵本。
それは、当時愛犬を亡くした事を知った友人からいただいたものでした。

愛する動物の家族とのお別れを描いた絵本で
作者は獣医さんです。
きっと悲嘆に暮れるたくさんの飼い主さんを
見てきたのでしょうね。
愛する子たちは、ずっと心の中で生きているよ。
そんなメッセージの絵本です。

どうしてこのタイミングで

もう何年も手にしなかった本に触れたのか

不思議ではあるのですが

静かに愛犬ラッキーの記憶をたどってみました。


我が家にきた当初の子犬特有の愛らしさ。

穏やかな性格。愛情いっぱいに見上げる瞳。笑顔。

数々の悪戯、破壊。困ったような表情。

真っ白でフワフワサラサラな毛なみ。撫でた感触。

大好きだったシャンプーの香り。


確かに、鼻の奥に微かに

ラッキーのシャンプーの香りを感じたのです。

それは、単に記憶の中の話かもしれませんが

なんだか隣にラッキーがいたようにも感じたのです。

目には見えないけれど。


ああ、今でも私の心の中には

ラッキーが生きているんだと実感したのです。


絵本に触れたのは

それを感じさせてくれる為のラッキーの計らい…

かもしれません。



思えば、10年前

今日のんびりと寛いでいたこの子たちも

あの大地震を経験しました。

とても怖かったと思います。


そう思うと、同志のように感じます。



最後までお付き合いくださり

ありがとうございましたチョコ