心ゆくまで
海を満喫し
美味しい夕食も頂き
ツアーも
残すところ
あと一泊となった。
明日の昼前には解散だ。
この夜は
どこへも行かず
同室のあやちゃんと
時間の経つのも忘れて
かなり濃い話をした。
娘と母親
完全なる
ジェネレーションギャップ
(笑)
しかし…
会話の途中から
歳の差なんて
気にならなくなった。
それほど
得るものが多かった。
今回の旅で
わたしは特にテーマを
設けていなかった。
強いて言えば
このツアーに申し込みをし
参加できたことに
その一連の流れに
意義を見出していた。
なので
この旅では
ただただ
「感じる」
ことだけに
集中していた。
ジャッジは不要
↑
ココ大事!
心地よいのか
悪いのか
ただそれだけに専念した。
面白いもので
「感じる」
というのは
そこにいながら
いない感覚…
思考と感覚の分離
ひとつのことに
「感じて」
それに準じて思考する。
とても穏やかな循環。
初めての境地だった。
あまりに
忙し過ぎる思考最優先の
自分を恥じた。
決して
恥じることではないけれど
「生きている気」
に
なっているのが
恥ずかしく思えた。
刻一刻
色彩と表情を変える空
ふわりと
包むように
さらりと
撫でるように
流れる風
その風に
揺られ
鳴る葉音
誘われ
寄せる波音
走り競い
舞う風音
自然そのものに包まれて
「宇宙に委ねる」
を体感できたように感じた。
明日の朝
ジャングル探検に行く。
コインランドリーで
洗った水着を
椅子の背に干し終えて
西表島
最後の夜の
眠りについた。